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ソードアート・オンライン〜Another story〜
SAO編
第85話 変わって見える景色
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が大事なんだ」
リュウキはそう返した。それは、間違いないと思える。でも、レイナはちょっとリュウキの言葉に不満気味だった様だ。だから、聞いてみたいことがあった。
「でも〜……。ん? リュウキ君はへーきなのっ? 私の事、四六時中見られてる時だってあるんだよ? ギルドにいる時なんかず〜〜っと、その監視? されてるから、一緒なんだし」
レイナがそう言うと……。リュウキは考え込んだ。
自分が好きになった相手、レイナが他の男性プレイヤーに付きまとわれている?事を想像していた。そして……物の数秒で、リュウキの表情が見る見る内に表情が強張って行く。
それは、以前の自分だったら……決して思わない、思わなかった感情だ。
「あ、あの〜リュウキ……君?」
レイナは、からかうつもりで、悪戯っぽく言ったんだったけれど、リュウキの表情を見たレイナは、ちょっと戸惑っていた様だ。
「ん……。それは嫌だな。凄く不快な気持ちになる」
リュウキは真顔でそう答えた。レイナは、リュウキが嫉妬をしてくれているんだって思ったら、それだけでも嬉しかった。
「……そっか。うんっありがと」
レイナはするっと抱きつく。
「ギルドの方針だから、中々難しいけど……今度、団長に何度か頼んでみるね?」
レイナはそう言った。
「あっ……。俺の我侭、になるのか……」
リュウキは少し反省をしていた様だ。ギルドのあり方なら仕方がない事なのだから。だから、我慢をするという事も大切だろう。でも、レイナは、首を振る。
「いや、私は嬉しいよ……? すっごく……。だって、それだけ想ってくれてるんだから」
「………///」
リュウキは、それを聞いて赤くなる。否定は決してしないんだけれど……やはり赤面をする事は止めれなかった。
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