暁 〜小説投稿サイト〜
知人の見たモノ
知人の知られざる夢

[8]前話 前書き [1]後書き [2]次話
「うぅぅ…うーん…」


「ん、そろそろ起きるかな」


「う、うーん…むにゃむにゃ…」


「……二度寝か」


散乱した本、至る所にある瓶、ちょっとした家具。
ブカブカのローブを着た背が低く薄い金髪の少女。

ここはそんな彼女の家か何かのようだ。

少女は火で温めた瓶に1つ息を吹きかける。
次の瞬間辺りはきらびやかな煙に包まれた。



「これやっとけば起きた時に驚きそうだな」

「でもこの谷に辿り着くなんてどうやったのか、魔法?仙術?空を飛んだのか?出来るなら是非見させてもらいたいものだよ、ねぇスランキ」


彼女は黒っぽいトカゲに話しかけたようだ。
だが残念な事に言葉は話せないらしい。


「こいつが起きるまでに材料とか採ってこようとしようかな」

西洋風の短剣を袖の中にしまい灯りを消して彼女は家を出た。


……

…………
[8]前話 前書き [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ