暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜Another story〜
SAO編
第82話 夢の初めに
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それはね〜……リュウキ君の寝顔だよっ♪」
それは、 弾けんばかりの笑顔だった。
「ッ……」
リュウキは、少し俯く。思わず顔を手で覆ってしまっていた。
「……そ、そうだな。……ん、ならオレは」
リュウキも考える。初めての事……それは何か?と。そして、特に意識せずに1つ思いついていた。この時……レイナは再び嫌な予感?が走っていた。
「……昨晩の《あの時》の事、オレも初めてd「きゃあああ〜〜〜////まってまってぇ!!」むぐっ」
レイナは慌ててストップストップと、言いながら、強制的に言葉をシャットした。
リュウキはレイナに止められる前は仕返しと言わんばかりに言ってやろうと思っていたが、よくよく考えると自分自身も恥ずかしい事に気が付く。
「……そうだな。悪い。妄りに言うものじゃないんだよな……? こう言う事は」
リュウキはそう言っていた。改めて考えても、自分自身も相当恥かしいんだから。恥かしい……と言う言葉の意味。それも色々あるんだ。それを解る様になってきたから。
「うぅ……//そうじゃないって言いたいけど〜っ、そ、その、やっぱり恥かしいから//」
レイナは頭を摩りながらそう言う。
「ん……。オレもそう思う。だからあれは……」
リュウキはレイナの方に手を伸ばし小指を向ける。
「2人の秘密……だな?」
「うっうん///」
レイナは笑顔で答えた。2人の小指は絡み合い……約束を交わした。
夢の続き。
こんな時間がずっと続きますよに……。そう願ったのは、恐らくレイナだけではないだろう。
甘く擽ったいこの空間を愛しく思っていたのは彼も同じなのだから。
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