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ソードアート・オンライン〜Another story〜
SAO編
第75話 借りたくて、リズベット武具店
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コがそんな事考えているなんて思いたくない、と考える自分もそこにはいた。
「……とりあえず、貴方、名前は何て言うの?」
まずは、名前の確認。それ基本だから。続いて身分証……を。
『………んなもんあるかっ!』
っとリズは 思わず頭の中で突っ込んでしまっていた。
そうやって、1人ノリツッコミを頭の中で楽しんでいる時に。
「ああ、そうだったな。オレはリュウキと言う名だ。ここについてはアスナとレイナ、血盟騎士団の副団長達に紹介してもらった。信用問題、と言うなら、2人に連絡を取れば、裏を取れる。簡単だろう?君は2人の友人だと聞いていたが?」
男……、そう、彼はリュウキだった。彼なら……こんな無茶なやり取りも何処か納得出来る、当たり前の様な光景だと言う事がよく判るだろう。
でも、そんな変な常識は 知らないリズは、その言葉を聞いて口をパクパクさせていた。
「え、え、え」
混乱させつつも、リズは、脳内にある攻略組メンバー表をパラパラめくる。
どう考えても、何度考えても、そのメンバー表で検索?されて出てくる人物は1人しかいないのだ。
「……りゅうき? りゅうきって あのりゅうき?」
リズは結構時間をかけながらそう聞いた。
発音がおかしく……まるで、日本語に慣れていない外国人かの様にそう聞いていた。知り合いがいれば大笑い者だろう。
「……どの? とは考えたく無い事だ。……が、まぁ 多分その想像通りだと思う」
リュウキは、そっぽを向きながらそう返していた。噂されている印象はあまり好ましくないからだ。
等のリズはと言うと。勿論、この名は知っていた。
……と言うより、主にあの2人から聞いていたと言うのもある。当然だろう。ハイレベルのプレイヤー達と商売のやりとりをしている。だからこそ……最前線に連なる名前には覚えがあるのだ。流石に姿まではわからないが。
「あの……白銀が、ここに……? 何で?」
これはこれでかなりのレアな体験だ。キリトとの冒険に負けずと劣らずの。リュウキは様々なところで徘徊……?していると聞いている。
そして、勿論リズも 初期の頃のあの≪鼠のアルゴ≫の情報の話も知っている。というよりまだ根付いているんだ。アインクラッドの上層には特に。
その≪白銀の勇者≫の話は。
それに、彼は未踏破の高難易度ダンジョンにも笑って突入すると言うのも聞いた事が確かあった。装備も、プレイヤーメイド品じゃなく、魔物ドロップ品ばかりで武器屋等は必要無いともあった。
「……出来れば、俺の事は普通に名で呼んでもらいたい」
リュウキは、心底嫌な顔をしながらそう言っていた。リズは、それを見て初めの白銀の事。
その想像とは違う人物だと思った。リズ
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