1部分:第一章
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女しかいませんね」
「そうだ。では私から連絡を取っておく」
「連絡の取り方も御存知なのですか?」
「おいおい、私を誰だと思っている」
その言葉に笑って返す。傲慢なようにも聞こえるが実に様になっている。
「都知事だぞ。だが実は個人的な知り合いなのだよ」
「あの人とですか」
「話してみると中々面白いぞ」
「左様ですか」
「うむ。ではこの件はすぐに手を打とう」
都知事は即断してきた。決断力では定評のある人物である。
「すぐにな。それでいいな」
「はい。ではお任せします」
「うむ」
こうして都知事自らある人物に連絡を取ることになった。それはどういった方法なのかは彼は明かしはしなかった。だがそれはどうやら確実な方法であるらしい。
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