『躰芯』
[8]前話 [2]次話
行き場など無く
果てしなく深い闇に
堕とされたまま
渦巻く闇思念が
纏わりついて
足を捕らわれる
喧騒の中で
君の心の囁きが響く
汚されて奪われた
此の躰も此の精神も
もう純粋なままの
赤子の様には戻れない
彷徨っては砕けて
無限の闇に潜む
此の躰ごと...
繋がる価値なんて無い
辿り着く未来は無い
期待できる程の
人生など
最初から無かった
芯から此の躰を憎む
絶えず耐え続ける
此の躰の芯から
いつかあの場所に
行けるのなら
芯から耐え続ける
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ