暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico28其は数多の神器を携えたる至高の王〜Rex de Historia Fabularis〜
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の先というような空域で「止まりなさい、時空管理局です! 今すぐ戦闘行動を中止しなさい!」リンドヴルム2人と男の子の元へ辿り着けた。

「邪魔をするな!」

黄金の装備一式を武装したリンドヴルムの1人が斬りかかって来た。首都航空隊員を率先して撃墜していた奴だ。フィレスが「イエロ・コラソン!」冷気を片刃剣型のアームドデバイス、“シュロス”の剣身に纏わせて迎撃に入った。シャルロッテ様が「待って!」って制止をかけるけど手遅れだった。

「っ!!」

パキンと“シュロス”がへし折られる。シャルロッテ様がフィレスの襟首を引っ張り込んで、リンドヴルムの斬撃から救った。切り返される黄金の大剣に、シャルロッテ様とフィレスは急速に後退して攻撃範囲外へと出ることで斬撃から逃れることが出来た。

「私のシュロスが、あんなにもアッサリと・・・」

「さすがは神造兵装の90位。魔術の効果をキッチリ破壊してくる・・・!」

『それではフィレスの魔術は、連中には通用しないということですか!?』

「そういうこと! でも、策はある! フィレスは魔術で遠距離攻撃を! そして私は・・・!」

シャルロッテ様が視線をやるのはリンドヴルムに追われていた男の子。その男の子は「あなたは・・・剣神シャルロッテ・・・の子孫?」わたしの姿を見て驚きを見せてた。シャルロッテ様は「正確にはフライハイト家の子孫ね!」って答えて、男の子に手を差し出した。

「貸して、ブリード・スミス! 私ならもう少し上手く扱える!」

シャルロッテ様の出した策。それは男の子が持ってた神器を使うというものだった。そんなわたし達に「邪魔立て無用!」ライフル型の神器“ウィーチェ”が火を噴いた。放たれてきたのは魔力砲と魔力弾12発の混合攻撃。なのはのストライクスターズのような攻撃だ。シャルロッテ様たちは防御に回ることなく回避に専念。

「お願いします!」

回避の最中、男の子は両手に携えた黄金の剣と盾を1つの輪っかにしてからシャルロッテ様に手渡した。

――雪花飛刃(ペタロ・アニリョ)――

フィレスが氷で出来た花弁のような円盤を30発と一斉に発射。高速回転するソレらがリンドヴルム2人へ殺到してく。甲冑男は太陽のような形をした盾で15発を防御して、ライフル男は砲撃を撃ち放って相殺させた。

「なら、これでどう!」

――悪魔の角(ディアブロ・クエルノ)――

今度は螺旋を描く氷の杭、その数40。はやてのブラッディダガーのように高速かつ複雑な軌道でリンドヴルム2人を襲う。2人はその速度や数に圧倒されて迎撃が間に合わずに着弾を許した。2人を覆う冷気爆発が起きる。

『ていうか、フィレスの魔術をライフル持ちに当てていのでしょうか・・・?』

そんな疑問が生まれる。
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