第三章
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「いつも喋らないで笑っているだけなのに」
「ムエタイですか」
「それをされていた人ですか」
「そうだよ、大学卒業してプロにまでなったね」
そこまでの強さだったというのだ、先生は。
「凄く強くて。けれど優しい人でね」
「店長さんもですか」
「よくしてもらって」
「それで」
「今も恩を感じているよ。その人の紹介ならね」
一も二もなく、という口調での言葉だった。
「遠慮なくだよ」
「有り難うございます」
「じゃあ使わせもらいます」
「文化祭に」
「そうさせてもらいます」
「いい服だよ」
宮廷舞踏のその服はというのだ。
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