PHASE-02 戦いを呼ぶもの
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「主砲照準、左舷前方ナスカ級。発射と同時に、ミラージュコロイドを解除。機関最大!…さぁーて、ようやくちょっとはおもしろくなるぞ、諸君」
「ゴットフリート、撃てぇーっ!」
ガーティ・ルーから放たれた主砲によってナスカ級が爆散する。その近くにいたもう一隻のナスカ級も、敵がどこから撃ったのかわからずなにも行動が取れない。そうこうしてるうちにミラージュコロイドを解除したガーティ・ルーから主砲とミサイルの雨が放たれ始めた。
「パーセル、被弾!」
「フーリエにミサイル接近、数18!」
「敵艦捕捉!オレンジ21、マーク8、ブラボー!距離、2300!」
「そんな位置に!?」
「ミラージュコロイド!?」
「地球軍なのか!?」
「熱紋ライブラリ、照合。該当艦無し!」
「迎撃!艦を出せ!モビルスーツもだ!」
「ナスカ級接近、距離、1900」
「モビルスーツ発進後、回頭20!主砲照準、インディゴ、ナスカ級!あちらの砲に当たるなよ!」
カタパルトから飛び立つ2機のダガーL。
迎撃に出てきたジンやゲイツRの攻撃を避けながら宇宙滑走路に両肩の低反動砲を叩き込んでいく。さらに一機の放ったビームライフルが、ゲイツRを撃ち抜いて宙の藻屑と化した。
その頃、港に接近していたダーグダガーL二機は、発進しようとしているローラシア級を確認すると、港内部に入り込み攻撃を開始。一機は低反動砲をローラシアのブリッジに、もう一機はエンジンへ撃ちこんだ後、周りにミサイルをばらまいて全速で離脱。港内部で襲撃を受けたローラシア級は、その場で大爆発を起こして港のザフト軍をすべて吹き飛ばしたのだった。
その爆発は内部へも伝わり、いきなりの大きな振動で各MSは一時戦闘を停止してしまう。
「アスラン!」
「外からの攻撃だ。港か…?」
アスランの頭には、かつて自分たちの襲撃で崩壊してしまったヘリオポリスがありありと思い浮かんでいた。
「こいつ!」
ガイアがビームブレイドで斬りかかるも、インパルスはそれを弾く。
「くそっ!演習ではこんな…」
ガイアはMA形態のまま壁にぶつかるように止まり進路を変えることで、背後から迫っていたビームを回避する。
そのころ、アビスは未だ抵抗してくるザフト軍の掃討を続けていた。
「スティング、さっきの!」
「わかってる!お迎えの時間だろう!」
「遅れてる。バス行っちゃうぜ?」
「わかってるといったろーが!ええい…」
「大体あれなんだよ?新型は3機のはずだろ!」
カオスの目の前ではインパルスとガイアが格闘戦を繰り広げ続けていた。
「俺が知るか!」
「どーすんの!?あんなの予定にないぜ!チッ、ネオの奴!」
空
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