新生六魔将軍
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はエンジェルの召喚した天使の放つ光に飲み込まれ、そのまま意識を失った。
「う・・・く・・・」
俺は目を開けると、そこには見覚えのない天井が見えていた。
「あ、起きました?」
俺は声のした方を向くと、そこにはかなり背の高く、整った顔立ちの茶髪の男の人がいた。
「うわ・・・背高・・・」
俺はその人を見て思わず呟く。もしかしたら、エルフマンさんやラクラスさんよりも高いんじゃ・・・
「一夜さん、妖精の子、一人起きましたよ」
「むっ、そうか」
一夜さん?俺は男の人が見た方を向くと、そこには青い天馬の一夜さんがカウンターに座っていた。その前に人は・・・確か青い天馬のマスターのボブさんでしたっけ?
「大丈夫かね?シリルくん」
「はい!もしかして、一夜さんが助けてくれたんですか?」
エンジェルあんな破壊力抜群の魔法を受けたのに、俺はキズらしいものが全くない。
「メェーン。君たちの噂を聞いて、あの墓所へ向かったのだ。そうしたら、いきなり爆発したので慌てて駆けつけたら、君たちが倒れていて、ここまで運んだのさ」
そうだったのか・・・天狼島の捜索の時もお世話になったらしいし、一夜さんたちには助けられてばかりですね。
「他の皆さんは?」
「まだ眠ってるよ。でも、キズも深くないし、もうすぐ起きるんじゃないかな?」
俺の質問に背の高い男の人が答える。でも、皆さん無事でよかったぁ。
「タクト、もう下がって大丈夫だぞ。あとは私に任せたまえ」
「そうですか?じゃあ、失礼します」
タクトと喚ばれた人は一礼すると、ギルドの出入り口から出ていこうとする。
ガンッ
「あいた!」
出ていこうとした時、ドアの上段に頭を思いっきりぶつけていたが、大丈夫かな?てかなぜわざわざちょっと低くなってるドアから出ていこうとしたのかな?それでも普通の人ならぶつからない高さだけど。
「今の人は?」
「あいつは我がギルドの一員だ。あいつも君たちの救出に一役買ってくれたのだ」
そうだったのか。それにしても、カッコいい人だったなぁ・・・俺も将来ああなれるのだろうか?
「あれ?リオンさんは?」
俺は眠っている皆さんを見てみたが、リオンさんの姿が見えない。あとレギオン隊の人たちも。
「リオンくんなら、私がラミアに運んだよ。弟くんがしっかり引き取ってくれたから大丈夫だろう」
「弟?」
リオンさんに弟なんていたのか?ちょっと意外。
「弟じゃなくていとこでしょ?一夜ちゃんたら」
「メェーン。私としたことが」
マスターボブさんに言われて一夜さん
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