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機動戦士ガンダムSEED PHOENIX
PHASE-01 怒れる瞳
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、爆発し、中からザクが1機倒れ出てきた。

「アスラン…」

「大丈夫だ」

そうこうしてるうちにもガイアはジンとシグーをビームライフルで撃ちぬいて倒していく。

それと後ろに倒れているザクを交互に見たアスランは、何かを決心した顔でカガリの肩を掴む。

「来い!」

「えっ!?ああっ…」
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―ミネルバ モビルスーツデッキ―

『インパルス、発進スタンバイ。パイロットはコアスプレンダーへ』

一人の赤服がデッキの戦闘機に飛び乗る。

『モジュールはソードを選択、シルエットハンガー二号を開放します。シルエットフライヤー、射出スタンバイ、プラットホームへセットを完了。中央カタパルト、オンライン。機密シャッターを閉鎖します。発進用意、非常要員は待機してください。中央カタパルト、発進位置へリフトオフ!』

戦闘機の中で赤服が起動ボタンを押すと、『Generation Unrestricted Network Drive Assault Module 』とOSが表示される。

『コアスプレンダー、全システムオンライン、発進シークエンスを開始します。ハッチ解放、発射システムのエンゲージを確認。カタパルト推力正常。進路クリアー、コアスプレンダー発進、どうぞ!』

オペレートに従ってコアスプレンダーが発進していく。

『カタパルトのエンゲージを確認、シルエットフライヤー射出、どうぞ!』

それに続いてシルエットフライヤーが、

『続いてチェストフライヤー射出、どうぞ!』

『レッグフライヤー射出、どうぞ!』

チェストフライヤーとレッグフライヤーも射出されていく。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「乗るんだ!」

「ええっ!?あうっ…」

アスランがカガリをいわゆる”お姫様抱っこ”の状態で抱え上げ、ザクのコクピットに乗り込む。

「お前…」

「こんなところで、君を死なせるわけにいくか!!」

カガリを守るため、ザクを起動するアスラン。その意志に応えるかのように、ザクのモノアイが音を立てて輝く。かつて、宇宙世紀と呼ばれた時代、それは今や黒歴史の中に葬られ、C.E.を生きる人間達はその存在を知ることはなかったが、その時代において初めて『ガンダム』が大地に立って『ザク』に立ち向かったように、今度は『ザク』が、大切な人を守るために『ガンダム』へ立ち向かうのであった。

ザクが起動したことにガイアが気付く。

「なんだ…?」

雑魚がどれだけいようと変わらない、そう言わんばかりにガイアはビームライフルをザクに撃つ。

「くぅっ!」


ザクは背部のバーニアを吹かして、真横にそのビームを避ける。


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