第十九話 無人島で二人っきり!
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にもせず楽しそうに獲れたての新鮮魚介類などでバーベキューをやっていた。
そして
【かんぱ〜い!!】
成人組は飛鳥が持って来たお酒などを飲んでどんちゃん騒ぎに入り未成年組は夜の浜辺の景色などで青春を満喫していた。
再び大地たち
「あなた〜準備できましたわ〜ん」
御飯の準備が出来たので大地を呼ぶスバル。
「『あなた』っていうんじゃねえ『あなた』って」
「もう照れ屋なんだからお父さんってば」
「『お父さん』っていうんじゃねえ『お父さん』って!!」
そう言って激怒する大地。
やる事がなさ過ぎて場を盛り上げるべく飯事やってるらしい。
テレビとか無いとアナログな遊びしか思いつかないらしい。
大地もスバルが暇でしょうがないと騒ぐので取りあえず付き合っているらしい。
力達が遊んでいる中で何故己はこんな苦労をしなければならないのか?と思ってしまう大地であった。
取りあえず木の枝に魚を刺して焼き始めると良い匂いがしてきた。
「うう〜ん良い匂い〜畢ちゃんなら凄くこだわって焼くんだろうけど」
「いや・・・あいつ本能で料理してるらしいから技術的な事はよくわかっていないらしいぞ」
「本能であれだけ料理できるって・・・同じ細胞なのにすごいなぁ」
「美味しく作るのに感覚を磨きぬいてるだけじゃないか?」
「根っからの料理人か」
畢の話題でしばらくもつと良い具合に焼けてきてお腹が膨れるのであった。
夜
「「スゥスゥ」」
静かなので安眠していた大地とスバルだが突然スバルが目を覚ました。
その理由は・・・
「・・・寒い」
雨風凌げてもやはりかける物がなかったりすると寒いものは寒いらしい。
「こういう時のレスキューの教本だと・・・あ・・・」
何やら思いついたスバルは大地の元へ行き思いっきりホールドした。
「これなら暖が取れる」
「!?」
スバルの行動に思いっきり目を覚ましてしまった大地。完全にホールドされて身動きが取れない。
「!!!貴様!恥じらいというものは無いのか!!」
「ええ〜大地は弟みたいなものだし別にいいよ〜それじゃお休み〜」
そう言って熟睡してしまうスバルに大地は気が気じゃなく眠れない夜を過ごすのであった。
翌朝楓が迎えに来るとげっそりした大地と健康そうなスバルの姿が・・・
それを見た楓は・・・
「大地・・・そうかとうとう」
思いっきり茶化し始める楓。
この時大地は心から誓った。
「俺のラスボスはやはりこいつだ」
こうして怒りの炎を燃やすのであった。
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