暁 〜小説投稿サイト〜
ガンダムビルドファイターズボーイ
第九話 参上!将頑駄無
[1/10]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
ビルドファイターズボーイ第九話

前回!烈斗達に正体をカミングアウトされた翼達。

いきなりの告白だったので混乱しながらも物事の整理をするべくキャピトラに集合するのだった。



第九話 参上!将頑駄無



キャピトラの翼達のいつもの席に集まる翼達は改めて並び立っている烈斗達を見ていた。

「それにしても・・・お前達本物の武者頑駄無だったんだ」

『ああ・・・俺は連合武者軍団・天宮(アーク)武者の烈斗頑駄無・・・新生大将軍・・・いや烈光頑駄無の子孫だ』

翼に名乗る烈斗。

『私は・・・連合武者軍団・赤琉火穏(アルビオン)の武者・・・天津頑駄無・・・烈破頑駄無の子孫』

香澄に改めて名乗る天津。

『連合武者軍団・影舞乱夢(エイブラム)の武者・・・武瑠頑駄無・・・烈空頑駄無の子孫だ』

新之助に改めて名乗る武瑠。

流石にSDガンダムが実在するとは思っていなかったのか頭を捻る翼達。

「けど・・・どうしてこの世界に・・・それもどうしてガンプラに宿ったんだ?」

新之助が訳を聞くと烈斗が口を開いた。

『俺達の世界で闇帝王が復活したんだ・・・』

「闇帝王!?」

『復活した闇帝王は以前とは比べ物にならないパワーを持っていた・・・真・闇帝王って所だな・・・奴は空間を超える秘義を使い別の世界へと跳んだ』

あまりにも現実離れした話に翼は実感がわかない。

『その時・・・俺達の前に現れたのは新生大将軍だった』

「新生大将軍が?」

『どういう訳か突如現れた新生大将軍は新たなる力を体得し真・闇帝王を抑え込んだ・・・だが真・闇帝王の部下の一部は空間を越えお前達の世界に訪れた・・・そこに現れたのは結晶鳳凰だった・・・結晶鳳凰は俺達の意志を切り離し時空を越えさせた・・・新生大将軍が真・闇帝王を抑えている内に・・・次期に現れるであろう新たなる大将軍を探せと告げた』

「新たなる大将軍?この世界に大将軍が居るのか?」

翼が大将軍の事で考え込むと奥から畢がジュースを持って来た。

「頭を使う時は甘いものに限るのだ!」

それを最初に受け取ったのは香澄だった。

「あ!ありがとう畢姉!・・・そういえば・・・最初の頃に私が見ていたあの夢って」

『それは多分・・・私が香澄に呼びかけた時に私の記憶の一部が流れ込んできたんだと思う』

天津の記憶とリンクしてしまった香澄。

『この世界で俺達がいざ目覚めると意志はガンプラに宿っていた・・・この身体じゃとてもじゃないが戦えないし・・・ガンプラだから動くことすらできなかった・・・おまけに意志が完全に身体に宿ってなくて動けなかったし』

「じゃ何でバトルしている最中に意志を持って動けるようになったんだ?」


[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ