第九話 参上!将頑駄無
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そうなので徹底的に分析させていただきますよ」
『え?いやこれから見学が・・・』
「大丈夫です。分析中も見れるようにモニター付けてツバサに中継してもらうので」
『いや!ちょ!待ってくれー!!』
こうして武瑠はあくなき探究心・・・というより危ない目つきになったツバキによって徹底的に分析されに連れて行かれるのだった。
「「ご愁傷様」」
武瑠に手を合わせる新之助とツバサ。
すると相手の少年たちが取り出したのはマスクコマンダーだった。しかも独特のカスタマイズを施したニューバージョンである。
リーダーの少年は指揮官タイプで両肩にミサイルが装着されている。
もう一人は鞭のような物が装備されている。
最後の一人には刃のような剣が装着されていた。
何やら不穏な物を感じ取り、宇宙慣れした新之助の代わりにユアが参加しバトルフィールドに並んだ。
〈Please set your GPbass〉
全員がGPベースをセットすると烈斗と天津は自らセッティングポイントに降り立ちユアは武者スカーレッド・フェアリーをセットし新生ハリマオを別に用意した。
「天地翼!武者烈斗頑駄無!」
『おっしゃああ!試合だ試合!』
両手で顔面引っ叩いて気合を入れる烈斗。
「獅童香澄!武者天津頑駄無!」
『はぁぁ・・・忍!』
忍びの印を結び精神統一する天津。
「ユア・クラエッタ!武者スカーレッド・フェアリー・・・」
『・・・・・・・』
何も物言わない武者スカーレッド・フェアリー。
「私だけ喋らない・・・物足りない!」
武者スカーレッド・フェアリーが何も言わないことに物足りなさを感じるユア。
とにかく・・・
「ガンダムボーイ!出陣!!」
カタパルトで射出されるガンダムボーイ。
今回のフィールドはデブリ地帯の宇宙空間である。
すると出て早々・・・
『わっぷわっぷ!!』
『あら!?え!?いい!?』
フィールドに降りて早々バランスが取れずにフワフワと舞ってしまう烈斗と天津。
無重力は初体験なのか泳いでいる。
すると外野の新之助は・・・
「今まで地上だったのは運が良かったな・・・」
『そうだな・・・』
ツバキに分析されまくっている武瑠も同感だった。元々飛行能力を持っている武瑠は対応できるが烈斗と天津が宇宙空間で戦うにはコツがいるらしい。
『くそ!武者頑駄無にも高機動バーニアくらいついてるんだぜ!』
烈斗が高機動バーニアを起動させるが変な方向に行ってしまう。
そんな光景を見ていたマスクコマンダーの一体が両肩の巨大なミサイルを発射した。
『え!?え!?』
ミサイルは烈斗に向かって
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