聖戦の行方
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で涙を流し、3人に向き合う。
そのプレッシャーにムネプリ団も気づき、エルザさんに視線を移す。
「許さんぞ。出でよ、妖刀紅桜!!」
エルザさんの手には深紅に輝く刀が現れる。これは終わったな。
「貴様ら・・・その全身で『後悔先に立たず』という言葉の意味を知るがいい」
エルザさんの目が本気だ!!いつもだけど!!
「「「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!」」」
辺りに響き渡る3匹のブタの断末魔。
「「「あ〜あ・・・」」」
「やっぱりこうなるのね・・・」
「エルザさんこわ〜い!!」
この後3匹のブタさんたちは、きっとチャーシューになったに違いない。俺は絶対食べたくないけど。まずそうだし。
それからしばらくして・・・
「ずいぶん遠いですね」
「そりゃあ絵本の女の子は世界中を旅したってくらいだから」
「歩いて移動するには時間がかかるのも無理ないよ」
俺たちは集合場所であるナツさんたちの向かった遺跡に移動している。俺たちは歩いて移動しているので、ウェンディも疲労しているようだ。
ちなみに、服装はようやくケツプリ団からいつも通りに戻りました。やっぱりこっちの方がしっくり来る!!
「無理はするなよ。ウェンディ」
「大丈夫です!!私もルーシィさんのために頑張ります!!」
心配するエルザさんにウェンディは力強く答える。元気があっていいよ、ウェンディ。すると・・・
ピカッ
「「「「「!!」」」」」
「なんだ!?」
エルザさんが運んでいる部品が光を放つ。これは一体・・・
「呼応しているのか・・・」
エルザさんは光る部品を見てそう言う。呼応ってことは、もしかして近くに他の部品も集まってきてるのか?
「どうやら皆、うまくやったようだな」
「そうみたいだね」
「まぁ、当然の結果よね」
「みんな頑張ったんだね〜!!」
エルザさん、カナさん、シャルル、セシリーがそう言う。
「私たちが力を合わせれば、できないことなんてないもんね」
「だな」
ウェンディと俺もエルザさんたちに同意する。
「皆さん頑張ったんだから、遅れるわけにはいきませんね」
「あぁ。急ぐぞ!!」
俺たちは他のグループに遅れないよう、集合場所へと足を進めた。
集合場所近辺にて・・・
「ここのようだな」
俺たちは目的地となっている遺跡の入り口となっているポイントまで来た。しかし、そこには入り口らしきものはなく、代わりに鍵穴のついたゲートのようなものがあった。
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