暁 〜小説投稿サイト〜
ONE PIECE〜26億の少女〜
第一話
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[9] 最初
の賞金首。どんな悪さをしたらそこまでの額になるというのだろうか。
「白ひげ海賊団……?ここはあの白鯨船の中ってこと?何でこんな所に…!君が連れてきたの?!」
「おい取り敢えず落ち着けって」
「落ち着ける訳ないじゃない!一人で考え事してたらいきなり大っきい船がやってきて変な奴らに絡まれて焼かれて……挙句の果てに船まで運ばれただなんて!!さっさと開放してバカっ!」
 人の気も知れず私を宥めようとするポートガス・D・エースに少々腹を立てながら、私は早口で捲し立てた。
 それなのに奴は興味津々といった様子で話を進める。
「考え事?」
「何で私は生まれてきたんだろうとかこれからどう生きていこうとかよ!!!……ってあ!」
 慌てて口を噤むも時すでに遅し。
 ポートガス・D・エースはニヤニヤと性格の悪そうな笑みを浮かべて私を見ていた。
「……へぇ」
「……………何よ」
 怒ったように訊く。
「お前、名は?」
 私は静かに溜息をついた。










「……リュミエール・C・リシャ」
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