暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女まどか☆マギカ こころのたまごと魂の宝石
第9話
[4/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
知ってるの!?」

「ちょっとばかしな!!」

そう言うと、女の子は槍を振るってさやかちゃんを弾き飛ばした。それをあむちゃんが受け止める。

「大丈夫?」

「・・・あんたに助けられるとはね。って言うか、あいつ何なの?」

「隣街の魔法少女だって。なんだか、あたし達ガーディアンの事が気に入らないとか言って襲いかかってきたの。」

「あんた、またあたしの時みたいに願いを全否定したりしたんじゃないの?」

「そんな事して無いって!!」

さやかちゃんとあむちゃんがそうやって口喧嘩してる間に、女の子の相手はまたキリカさんがやっている。

「センスは悪くねえが、戦い方がまるで素人じゃねえか。そらっ!」

女の子はキリカさんの鉤爪を上に向かって弾くと、槍を節の別れた多棍槍に変形させて、がら空きの胴体を切り裂いた。

「「「キリカ(さん)!!!」」」

「これで分かっただろ、あんたらみたいに他人の為に力を使う事のバカさが。」

女の子はそう言うけど、さやかちゃんがそれを無視してキリカさんに駆け寄った。そして、手を翳すとみるみる傷が治って行く。

「これって・・・」

「さやかの願いは癒し。ゆえに自分はもちろん、他人に対しても強力な治癒が行えるんだ。」

私が驚いていると、いつの間にかキュウべえが足元に現れて解説をしてくれた。

「キリカさん!大丈夫!!」

「う・・・さやか、私は斬られたんじゃ・・・」

「へえ、全治1ヶ月くらいの傷を負わせた積りなんだけど、それがお前の力って訳か。」

「あんた・・・もう許さない!!」

さやかちゃんはまた女の子に向かって突撃する。そして、互いに剣と槍を打ち合い始めた。

「と、止めないと!でも、どうしよう!!」

「何を言っているんだい、まどか。君にはちゃんと止められる力があるじゃないか。」

私が戸惑っていると、キュウべえがそう言ってきた。うん、そうだった。

「エイミー!」

「うん、キャラチェンジ!!」

私はエイミーとキャラチェンジすると、弓を構えた。

「さやかちゃん、一旦離れて!」

私が叫ぶと、さやかちゃんは後ろに下がった。それに合わせて私は矢を放つ。でも、紅い女の子はそれをあっさり槍で弾いた。

「へえ、それがオリジナル魔法少女の第1形態って訳か。そんなハンパな状態で戦いに出て来てんじゃねえよ!!」

そう言って女の子は私に向かって来る。

「「「まどか!!」」」

すると、さやかちゃんとあむちゃん、それにキリカさんが私の前に出た。

「シューティングスティンガー!!」

「スパイラルハート!!」

「ステッピングファング!!」

さやかちゃんは剣を召喚して矢のように飛ばし
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ