第9話
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プンハート!!」
「ムリ〜!!」
そして、浄化されたたまごは何時も通り、持ち主の所へ帰って行った。
「ふう、やっと終わった。」
『お疲れ様、あむちゃん。』
浄化し終えて一息ついていると、キャラなりしてるランが声を掛けてくれた。その時スゥが言った。
「最近、何だか??キャラが現れるのが多くなっている気がするのですぅ〜。」
「そう言えばそうね。」
「まるでイースターが悪さをしてた時みたいだ。」
「『イースター?』」
ミキの言葉にキリカとキリカとキャラなり中のレンが首を傾げる。
「キリカ。イースター社は知ってるよね?」
「知ってるもなにも、世界的大企業だよね。それがどうしたの?」
「あたしがガーディアンだった頃、そのイースターがどんな願いも叶える魔法のたまご“エンブリオ”を手に入れる為に、子ども達からこころのたまごを抜き取っていたの。」
「え?ちょっと待って、何で世界的大企業がそんな事を!?」
「イースターの一番偉い人“御前”がエンブリオを自分のコレクションにしたかったから。」
「たったそれだけで!?」
「うん。まあ、今のイースターはそう言うの止めて、真面目にやってるんだけどね。それで、暴れてた頃はよくあたし達ガーディアンとぶつかり合っていたんだ。みんなのこころのたまごを守るのがガーディアンの使命だから。」
「気に食わねえな。」
突然、あたしともキリカともしゅごキャラ達とも違う声が響いた。あたし達がその声をした方向を見ると、そこには紅い衣装を身に纏い、槍を手に持った女の子が居た。
「誰?」
「あたしは佐倉杏子。隣の風見野市の魔法少女だよ。」
「その隣街の魔法少女が何の用なの?」
しまった!?警戒するあまり外キャラが出ちゃった・・・
「ちょいと、グリーフシードを必要としない魔法少女ってのを風の噂で聞いたんでね。キュウべえに聞いたらあんた達の事を教えてくれたんだよ。」
「それで、協力関係になってもらおうって考えた訳?あたし達はグリーフシードが必要無いから?」
「まあ、それも考えたな。けど、やめた。」
やめた?自分で言うのも何だけど、あたし達と組むのは魔法少女にとってはかなり得になる事だと思うのに。
「じゃあ、何で会いに来た訳?」
「キュウべえからあんたらガーディアンの話も聞いて、思ったんだよ。さっきも言ったけど、お前らの事が気に入らねえってな。」
「気に入らない?どう言う事?」
「お前らは折角手に入れた力を自分じゃなくて他人の為に使ってるからな。」
「それの何処が気に入らない訳?」
「当たり前だ。??たま狩りだったか?何の旨味も無えのにんな事しやがって、ヒーロー気取りか?」
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