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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico27-C竜の脅威〜The 3rd task force : Rebirth Dragon Wing And....
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にかく今は回避の一手やな・・・!」
私たちに向かってばら撒かれる何十発っていう神秘を有した魔力弾。掠る程度でも危険な弾幕を全力で躱し続けていると、『こちらシグナム。杖持ちを撃破!』シグナムさんから待ちに待った内容の念話が来た。はやてちゃんと頷き合って、即座に攻勢に転じる。
「ごめんなさい、逃がしません!」
――チェーンバインド――
神秘の加護を失ったことに気付いたみたいなウィング3と4が逃げようとしたから、申し訳ないけどバインドで拘束させてもらった。
「おおきにな、すずかちゃん! リイン、行くよ!」
『はいです!』
はやてちゃんは“夜天の書”のパラパラ捲った後、“シュベルトクロイツ”の先端をウィング3と4に向けた。足元に展開されるのはベルカ式の魔法陣。と、逃げられないって諦めた2人が腕を拘束するバインドを自力で破壊して、はやてちゃんに向かってまた弾幕を放ってきたから、「スノーホワイト!」私が護りに入る。
≪リフレクティブミラー!≫
見た目はアイスミラーだけど効果は違う。名前の通りリフレクト――反射させるためのシールドだ。はやてちゃんの全身を護ってもまだ余裕のある大きさで以って展開して、着弾していく弾幕の1発1発を「お返しします!」反射させていく。
「「うおおおおおおお!!?」」
反射してくるなんて思ってもみなかったみたいのウィング3と4は大慌てでシールドを張って防御。そんなところに「遠き地にて、闇に沈め!」はやてちゃんの詠唱が聞こえた。
「『デアボリック・エミッション!』」
はやてちゃんが発動したのは空間作用型の広域殲滅魔法、デアボリック・エミッション。バリア発生阻害効果のある球状の純粋魔力攻撃で、スフィアを中心に広範囲に渡って魔力攻撃を充満させる魔法。ウィング3と4が急に出現して大きく爆ぜたその一撃から逃げることも、防ぐことも出来ずに呑み込まれた。
「主はやて、リイン!」
「すずかー!」
デアボリック・エミッションの効果が未だ続いてる中、シグナムさんとシャルちゃんの声が聞こえた。そっちに振り向くと、シャルちゃんは大手を振っていて、シグナムさんはクールに翔けて来ていた。
「シグナム!」「シャルちゃん!」
合流を果たしたところでデアボリック・エミッションの効果が切れて、ウィング3と4は地面に倒れ伏してるのを確認。終わった。スノー分隊の方たちに2人の身柄を預けて、「フィレスのところへ!」シャルちゃんを先頭に私たちはフィレス二尉の元へ飛ぶ。遠くで鳴り響く雷鳴が、まだ戦いが続いてることを証明してる。
「シグナム、シャルちゃん。見た目は怪我ないようやけど、ホンマに大丈夫なん?」
「はい。ルシリオンのカートリッジが切れてしまったことで長引いてしまいまし
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