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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico27-C竜の脅威〜The 3rd task force : Rebirth Dragon Wing And....
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ルの水流系下位術式のアルティフォドスね。私は足を止めることなく・・・

「まずは1!」

先頭の水龍の顎と首を斬り落とし、「そんで2!」次の水龍の顎と首、さらに胴を斬り落とし、「これで最後!」3頭目の龍を顎から尻尾までを真っ二つに斬り裂いた。ウィング6は「なんなんだよ、コイツ!」後退しながら必死に試作剣を振るい続けて、水流系魔術をごっちゃにして放ってきた。

「神器の扱い方が・・・!」

――飛刃・翔舞六閃――

「なってない!」

神器・“断刀キルシュブリューテ”の絶対切断能力のスキル化。そのメリットは発動するのに魔力が要らないということ。意思1つで発動できるのは実にありがたい。ま、神秘が消失したのは痛いけどね。

「う、うぁ、うあああああああああ!!」

絶対切断の効果を有した私の斬撃は全ての水流系術式を斬り裂いて進んで、ウィング6の周囲の地面を大きく穿った。すかさず閃駆で最接近。“キルシュブリューテ”を横一線に振るって「はい、終わり」彼の手首を打ってボキボキとへし折り、「っ!?」右手からポロッと落ちた試作剣の柄を蹴飛ばし、そして鞘で彼の脇腹を打つ。

「ぅぐ・・・!」

「(またシールドを張った・・・!)でも・・・!」

――光牙裂境刃(ツェアライセン)――

間髪入れずに対障壁・結界切断効果を有した魔法を発動。そして“キルシュブリューテ”をウィング6の左肩に打ち下ろす。彼はまた咄嗟にシールドを張ったけど、「あがぁっ!?」そのシールドを斬り裂き、彼の左肩に直接ダメージを入れた。ゴキゴキと骨が折れる音が耳に届く。

「神器を失い、魔導師へと戻った者に敗れるほど・・・」

それでも倒れないウィング6の鳩尾へと・・・

「騎士は弱くない」

「うごぉ!」

柄頭の打撃を全力で打ち込んでやった。ウィング6は盛大に吐いてその場で蹲り、そしてようやく倒れた。そして地面に突き立つ試作剣を回収、ソレをスノー分隊員に預けた後、“キルシュブリューテ”を鞘に収めて「次!」シグナム達のフォローに戻るため私は駆け出した。

†††Sideシャルロッテ⇒すずか†††

シグナムさんが、“オールドー・デ・ソル”っていう杖の形をした神器を持つ女性――ウィング5に斬りかかる。そして私とはやてちゃん+リインは、ウィング2、3、4の3人を相手する。この3人は単なる魔導師で、私やはやてちゃんでも十分戦える相手なのは間違いないんだけど・・・

「ええ感じやよ、シグナム! その調子でお願いするわ!」

ウィング5の持つ杖は、杖先を地面に当てている間だけ持ち主が仲間と認知している人たちみんなに神秘っていう超古代の特別な“力”の加護を与えるというもの。その神秘の加護を受けている間、私たち魔導師の魔法の一切合財が通用
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