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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico27-C竜の脅威〜The 3rd task force : Rebirth Dragon Wing And....
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り回して受けようとしたから、私は慌てて“キルシュブリューテ”を引く。
(ナイフの扱い方はそれなりみたいね)
神器持ちであってもその神秘を全身に纏うようなことはない。それが魔術師と魔導師の違い。神器を扱うからと言って魔術師になるわけじゃない。
(犯罪者とは言え、さすがにバッサリ斬るわけにはいかないし)
左手に鞘を持ち、魔力を付加したうえでウィング6の側頭部へ向けて振るう。彼は「ヒッ!」怯えながらも試作剣を頭の高さにまで掲げて防御姿勢を取った。ていうか、そんなに怯えるくらいなら「戦場に出てくるな!」狙いを頭部からガラ空きな腹に変更。
「うごぉ・・・!?」
「そーら、飛んでけぇー!」
フルスイングして、ウィング6を吹っ飛ばした。今の手応え、直前でシールドを張られたっぽいな。仮にもロストロギア回収がための実行部隊の1人か。精神的には脆そうだけど、魔導師としての腕はまあまあなのかもしれないな〜。
(ここで一気に畳みかける!)
――
風牙烈風刃
(
ヴィント・シュトゥース
)
――
着地させるより早く風圧の壁を叩きつけようとしたけど、ウィング6は中空で試作剣を振るってまた水の壁を発生させた。烈風刃が容易く防がれる。
(むぅ。フィレスやセレスにも、カートリッジに魔力を充填する才能があれば良かったんだけどな〜)
試しにさせてみたけどダメだった。神秘を有する魔力は充填できるんだけど、そのカートリッジをロードすると決まってドッカーン! 冷気爆発が起きる。シュヴァリエルに壊されて、フィレスのカートリッジに壊されて、セレスのカートリッジに壊されて・・・。私とイリスの“キルシュブリューテ”はここ最近ひどい目に遭ってばかりだよ。
「ホント面倒な事をしてくれるよね、リンドヴルムはさ」
「リ、リンドヴルムは! ボスは! シュヴァリエルさんは! 世間から爪弾きにされた俺たちを拾ってくれた恩人だ! 貧しいから、体に障害があるから、そんないろんな理由で虐げられていた俺たちを拾ってくれて、育ててくれて、居場所を、仲間をくれたんだ!」
「だからって、犯罪者に成り下がっていいわけ!? 目的の為に盗みや傷害を犯して、今ではそんな物騒な物まで使って暴れて!」
カートリッジをロードして変身魔法を発動。体格を私本来の165cmの大人形態へ。そして、高速移動歩法・閃駆でウィング6へ突進。彼は大慌てで「黙れこの・・・!」試作剣を横に振り払った。そして発生するのは津波。高さは約3m、幅は10mほど。だけどさ・・・
「私がさっき水の壁を斬り裂いたこと、もう忘れたわけ!」
“キルシュブリューテ”の刀身に絶対切断を再付加したうえで「せやぁぁぁっ!」波を縦に斬り払って道を確保。と、「あら?」目の前には水で出来た龍が3頭。ルシ
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