暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico27-C竜の脅威〜The 3rd task force : Rebirth Dragon Wing And....
[12/14]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
ューゲル》――
「はいっ!」
開いた後部ハッチからシャルロッテさんとフィレス二尉が飛び降りて、男の子とリンドヴルムの元へと飛んで行った。
「なんも出来ひんのって・・・ホンマ悔しいな・・・」
「主はやて・・・」「「はやてちゃん・・・」」
俯くはやてちゃん。一大事なのに力になれないことが本当に悔しい。私もそう思う。けど、それと一緒に、良かった、とも思ってる私が居る。今は、ジョン君の側に居たい。私を慕ってくれてる、この男の子の側に。
「え?・・・なんだ、あれ・・・?」
操縦席に座るソリオ一士の呟きが聞こえたから、フロントガラスへと目を向ける。そこには召喚魔法の際に展開される魔法陣があった。そして、その魔法陣から・・・・巨人が現れた。
「アレは・・・、ウスティオに出現した巨人・・・!」
シグナムさんが目を見開く。話には聞いてた。シグナムさんやヴィータちゃん、ウスティオの首都航空隊や機動一課、2個武装隊を一瞬にして撃墜した、ロストロギア扱いの巨人。ソレが今、ミッド首都のクラナガンに召喚された。
「みんな、しっかり掴まってくれ!」
ヘリが巨人を避けようとアクロバット飛行に入った。シートベルトはしてあったけど、それでも足りないから近くにあるバーなどに掴まって重力に耐える。でも「ダメだ、避けきれない! 全員、降下!」ソリオ一士からの指示に、私たちはシートベルトを解いて、開いたハッチから飛び降りた。けど・・・
「「「「「ソリオ一士!!」」」」」
ソリオ一士の脱出を確認する前にヘリが巨人の太腿付近に衝突して爆発炎上。燃え上がるヘリが地面へと墜落してさらに爆発を起こした。ソリオ一士が・・・脱出してない。目頭が熱くなって、泣いちゃいそうになった時・・・
「いやぁ、死にそうだったけど間一髪だったな〜。俺は大丈夫だ! みんなも急いで避難するんだ!」
パラシュートを開いてゆっくりと近くのビルの屋上へ向かうソリオ一士を確認できた。目から溢れ出る嬉し涙。安堵してると、「まずい、気付かれた!」アリシアちゃんを抱えるシグナムさんが焦りを見せた。巨人の大きな手が私たちに向かって伸ばされてきてた。急いで飛行魔法でその場から逃げる。
「アカン、追いつかれる!」
『はやてちゃん!』
「私が囮になります! その間に――」
「そんなのダメです! みんな一緒に逃げましょう!」
「そうや、シグナム!」
『シグナムひとり置いて行けないです!』
そうこうしてる内に私たちは巨人の手から逃れられないようなところまで来ちゃってた。思わず目をつむる。
「護る・・・、僕が・・・、すずかを・・・、みんなを・・・、護る!!」
――
此処に開門せり
(
ゲート・オープン
)
――
「ジョンく
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ