『美化』
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美しき時間は儚い
だからこそ
綺麗に美化される
其処に泥濘が在ろうと
きっといつかは
忘れてしまうんだろう
だから人間は
生きてられるんだろう
すべての苦しみなど
実際は
抱えていないんだろう
何処かに
葬り去られた泥濘達も
きっと在るんだろう
そう、だから
思い出は美化される
儚きモノは美化される
美しいからこそ儚い
思い出になどならず
美化などされず塵逝け
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