人間じゃない
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なケーキの箱が。
エ「ちょっ、怪我人がそんなもの食べたら????!」
白「甘味さえあれば回復できる。
甘味????すなわち俺たちの回復源????、だから糖分摂取しないと治りが遅くなる。」
エ「何その理屈????、まあいいけどさ、僕ちょっと白夜くんの個室から果物取ってくるから先に食べてていいよ!」
エレンは一旦屋上を後にした。
白「ケイトの復活、大量の甘味、そして新月ときた、こんなときに酒がありゃあなぁ。」
K「白夜さん、約束覚えていますか?」
白「あ〜覚えてる覚えてる、これでも白さん記憶力には自信があるから。」
K「好きです。」
白「うん知ってる。」
K「付き合ってください。」
白「何処に?」
K「????????結婚してくれますか????。」
予想外の返答に困るケイト。
白「ケイト、お前は本当に幸せなのか?
お前にはもっともっと素敵な人がいる、そういう運命だ。
俺はな、常に狙われている立場にある、でもお前は違う。
俺に巻き込まれて命を落とすことになるかもしれない、実際鉄骨のときもそうだった。
これから先お前が俺と一緒にいるというのであれば、そういったものはどんどん増えてくる。
俺はお前に死んでもらいたくはない、お前の人生を無駄にして欲しくはない。
だから今一度言う、お前にはもっともっと素敵な人がいる、そういう運命だ。
ケイト、お前が運命の人を見つけて、それでもまだ俺のことを好きでいてくれるなら、少しは考えてやるよ。」
K「少しですか????。」
ケイトがクスクスと笑う。
白「俺には恋愛感情というものがない、だから恋愛的好意をもつことは皆無なんだ。
俺はケイトもエレンも好きだ、でもそれは愛情ってだけであって決して恋愛感情ではない。
でもなケイト、がっかりしないでほしい。
俺は人間とか神とかが嫌いだ、でもお前らのことは好き、俺が誰かを好くってことはそうそうあるもんじゃない。
ましてやお前たちではな。
それでも俺はお前らのこと、好きだぞ。
だから、ケイトやエレンが間違いを犯したとしても、俺はお前らのことは嫌いにならない、絶対にな。
お前らが道を違えたそのときは、俺がちゃんと戻してやるよ。」
K「何このイケメン、私より男らしいってどういうことですか。」
白「白さん男勝りだからっ!(キリッ」
2人は顔を見合わせた後、笑い出した。
エ「僕だけ仲間はずれ?????」
白夜とケイトの背後には修羅????と見間違えるほどの嫉妬の怒りを持ったエレンが立っていた。
白「なんだエレン、帰ってきてたのか、気がつかなかった。」
K「つまり影が薄いってこと
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