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大統領の日常
本編
第三十四話 首都戦2
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ち悪いです・・・
実際に言ったら後ろにいるSS長官が頭に鉛玉を撃ってくること疑いないので心の中で言うにとどめておく。
「一応お聞きしますが、どこへ行かれるのですか?」
もうわかっているが一応確認のために聞いた。
「どこへ行くってそりゃぁもちろん新無憂宮に決まってるじゃない」
「デスヨネー」
わかっていたことだが、改めて言われるとガクッとくる。どうせやめといたほうがいいですよと言ってもやめるはずもないので素直にGOサインを出すことにした。
「了解しました。その際は護衛の飛空艦も?」
「ああ、揚陸艦もいるからな護衛として連れて行く」
「お気を付けて」
「うむ、ここは任せたぞ。そうだ、あと艦娘と深海清鑑には適当に支援砲撃をしているように言っておいてくれ。揚陸艦は適当に中身を水揚げさせるように」
「了解しました。伝えておきます」
「うむ、では凸ってくる」
「はっ」
大統領との通信が切られ、下部ハッチから内火艇が出撃した。
すると部下が”止めなくてよろしかったのですか?”と言ってきたので”止めても無駄だからな”というと、その兵士ははぁとため息を吐きながら自分の仕事に戻って行った。私もため息が吐きたい思いは一緒だ・・・


西暦2115年 11月 13日 推奨BGM「宇宙戦艦ヤマト2199帝都防衛線」
ペルシャール・ミースト


「これより、我々は新無憂宮に突入し、貴族どもを一人残らず皆殺しにする!貴族を一人殺した者には10万ディナールの報酬を渡す!10人殺したら100万ディナールだ!ただし!配ってあるリストに載っている貴族を殺害したら10年間の労働の刑に処す!わかったか!!」
「「「「ypaaaaaaaaaaaa!!!!」」」」
「全艦全速前進!!新無憂宮に向けて突撃せよ!!!」
「突撃ぃいい!!」
「ypaaaaaaaaaaa!!!」
「皆殺しだ、ヒャッハァァァアア!!!」
「汚物は消毒だぁぁあああ!!」
「ミチヲアケロォォオオオ!!」
「100万ディナールは俺のもんだぁぁあああ!!」

ヤヴァイ、みんな最高にハイって奴になってやがる・・・もう取り返しつかないよ・・・by当事者
俺は知らん。貴族が殺されてもそれは自業自得というものです。搾取しまくってきたからね、しょうがないね。

「前方に敵艦確認!駆逐艦クラス、数3!」
「主砲一番二番レーザーで撃て!」
「了解!主砲一番二番レーザー撃ち―方始め―!」
主砲から発射されたレーザーが敵艦を切り裂いた。その数秒後に爆沈し、残骸が地上に落ちて行った。
「新たな反応!数、250以上!正規艦隊と思われます!平民派艦隊と交戦中!」
「敵のど真ん中を突破する!防御シールド展開!密集体形で突撃せよ!!」
「各部兵装自由射撃を許可する!」
「ヒャッハ
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