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ソードアート・オンラインーもしもあの時、サチが死ななかったらー
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朝露の少女
第31話
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言うなれば借金取りの様な連中で、特に第1層でプレイヤーから金を絞り取っている事で知られている。
それから隠れているのなら無理もない。
サチ『私達、人探しをしているのですが……。』
サチは室内に呼び掛けた。すると…、
≪ガチャッ、キイィ〜〜ッ≫
扉が開き、2~30代と思しき女性が姿を現した。
『貴方達は、<軍>の…徴税隊の人じゃぁないんですね?』
女性は警戒する様な表情でキリト達を見ながら言った。
キリト『いえ、俺達は人探しに来ただけです。安心して下さい。』
『そうですか……。』
キリトの言葉に、女性は安心した。
すると…、
『『『わ〜い??』』』
子供のプレイヤー数人が出て来て、キリト達に駆け寄った。
『こら、部屋に隠れていなさい??』
女性は子供達を叱った。しかし、子供達は気にも止めない。
『上層から来たの、武器持ってるの??』
『見せて見せて??』
キリト『え、えーと……』
サチ『そんな事を言われても……』
子供達はこぞってキリト達に聞いた。聞かれたキリトとサチは困惑している。
『いいから黙りなさい??お客様に失礼でしょ??』
この一言で、子供達はやっと大人しくなった。
その後、キリトとサチは、出されたお茶を飲んだ。
一方、子供達は外に出掛けて行った。
『自己紹介が遅れましたね、私はサーシャと言います。』
サーシャは自己紹介した。
サチ『私はサチ、こちらはキリトです。』
キリト『キリトです。』
サチ『そして、この子がユイです。』
ユイ『宜しくお願いします。』
キリトとサチとユイも自己紹介した。
サーシャ『ところで、人探しをしていると……。』
サチ『はい、ユイの親か保護者を捜しているんです。この子は、第22層の森で迷子になっているだけでなく、記憶をなくしているようでして……。何か、心当たりはありませんか?』
サーシャ『残念ながら……』
サチ『そうですか……。』
サーシャ『すみません。』
サーシャは本題に移した。サチは説明し、ユイについて心当たりはないか聞いたが、サーシャは知らない様だ。
そんな時…、
『サーシャ先生、大変だよ〜??』
外に出ていた子供達が駆け込んで来た。
サーシャ『こら、静かになさい??』
『そんな事をしてる暇はないんだって??』
『ギン兄達が、<軍>の徴税隊に捕まったんだって??』
サーシャ『なんですって??』
サーシャは子供達を叱ったが、子供の言葉を聞いたサーシャは驚きを隠せなくなった。
サチ『どこなの?』
『向こうの路地裏の方??』
サチの問いに、子供の1人が答えた。
サチ『私達が助けに行きます。サーシャさん達はここにいて下さい??』
サーシャ『いえ、私も行きます。これでも戦えますから。』
ユイ『私も行きたい。』
サチ『
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