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ダンジョンに転生者が来るのは間違っているだろうか
ついで
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業中なんですから、そういうのはあとにしてください」

「後ならいいんだね!」

「しませんよ。シル、貴女も」

少し落ち着きを取り戻したリューさんだが、その頬はまだうっすらと赤い。
良かった。さっきのが俺の幻覚だったらどうしようかと思った。……まぁ、幻覚でも喜んでいるだろうけど

「にしても、式さんが無事で私も嬉しいですよ」

「シルさん……!」

「折角の金づ……お客様が居なくなるのは悲しいですから」

「シルさん……」

上げて落とすとはこういうことを言うのだろう。
あと、今金蔓っていいかけたよね? 何それ怖い

その後、働けバカ共! というミアさんの怒声によって二人がこの場を去っていった。
俺は今日はパディさんが居ないため、夕食を作らなければならない。そのため、そこまで長居はできないのだ。
リューさん達が抜けたのを境に、出されていた酒を一気に飲み干した。
前世なら、イッキ飲みはどうとか色々と言われていたが、強化されたこの体では全く問題にならない。

数分もせずに金を払って店を出た俺は寄り道せずにホームに戻った。



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