レギオンの猛威
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かい!!
「姉さん、私に服を作ってくれたり」
「そうそう!!・・・だったかも」
ルーシィさんはハンカチを噛みながら言うミッシェルさんに肯定するが、本当にそんなことをしたのか自信がないようだ。
「服をですか?」
「案外器用だったのね」
「ルーシィさんすご〜い」
「可愛い話じゃないか」
ミッシェルさんの話を聞いて女性陣はみんな感心していた。
「色紙とか草花で作った服だったけど」
「うぇぇ!?」
ミッシェルさんの話を聞いてルーシィさんは顔を真っ赤にしている。
「おいおい・・・」
「なんかそれだけ聞くとかわいらしい話ですけど・・・」
「紙とか花でどうやって服作んだよ」
「そりゃおめぇら」
グレイさんとナツさんは上を向いて何かを想像する。俺はイマイチ感じがつかめてないから想像できなかったけど・・・
「「おおっ!!」」
二人は妄想が盛り上がっているのか、頬赤くして声をあげる。
「帰れ!!」
「「うわあああああ!!」」
変な妄想をしていた二人はルーシィさんによって蹴り飛ばされました。何やってんだか・・・
「そろそろ本題に入りたいのだが、よろしいかな?」
「「異議なーし!!」」
ナツさんとグレイさんは蹴り飛ばされてからしばらくしてこちらに戻ってきたので、俺たちはハートフィリア邸の中に入りました。
ちなみにナツさんとグレイさんは怒っているエルザさんに殴られて頭から煙を出しています。
「あの、どこから始めます?」
「それに、何を探せばいいわけ?」
ウェンディとシャルルがエルザさんに質問する。確かに、何をすればいいのか俺もわかってないんだよなぁ。
「そのためにこれだけの人数でやってきたのだ。二人一組で散開し、各部屋を徹底的に捜索。時計の部品、あるいは古い時計そのもの、例の一節を連想させるもの。古代ポタメリア語に関わる書物、何でもいい・・・『これは?』と思える物は何でも調べろ」
エルザさんにそう言われ、俺たちは二人一組に作る。
ナツさんとハッピー、グレイさんとエルザさん、ルーシィさんとミッシェルさん、ウェンディとシャルル、そして、俺とセシリーというチーム分けになった。
「いいか!!何か分かったらすぐに連絡するんだぞ!!」
「「「「「「「「「オオッ!!」」」」」」」」」
こうして俺たちは別れ、家の中を探索することになった。
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