第8話
[1/6]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
恭介のお見舞いの為に病院まで行ったけど、検査があったのか会う事は出来なかった。その帰りに孵化しかけのグリーフシードを見つけて、そこかた孵化した魔女をマミさん達に倒して貰ったんだけど、その後あむの言っていた??キャラが出て来た。それも、あむが浄化して一件落着かと思ったんだけど、??キャラの声が聞こえていたまどか、あむ、キリカさんの三人から聞かされた話は、あたしにとって衝撃的だった。
「あの??キャラが恭介ので、こころに??がついちゃったのは腕がもう治らないからだなんて、嘘だよね、まどか?」
私がそう聞くけど、まどかは私に現実を突き付けた。
「あの声は間違い無く上条君だったよ。それで、確かにそう言ってた。」
「そんな・・・」
そんな。それじゃあ、恭介の夢は・・・
「落ち着いて、さやか。その上条君はきっと大丈夫だよ。」
すると、あむがそんな事を言ってきた。でも・・・
「恭介の事を何も知らない癖に、いいかげんな事言わないでよ!!」
あたしは、その言葉が信じられず、そこから走り去った。
-------------------------------------------
次の日、さやかは明らかにあたしを避けていた。まどかが何とかしようとしてくれてるけど、聞く耳持たない様子だ。
「日奈森さん。さやかさんと喧嘩でもしましたの?」
業間に志筑さんがあたしに聞いてきた。
「うん。昨日、ちょっとね。でも、心配しなくても大丈夫だから。」
「そうですか。でも、気を付けて下さい。さやかさんって頑固者ですから、上手くやらないと仲直り出来ませんわよ。」
「頑固かあ。確かに、そんな感じがする。」
「うふふ、やっぱり分かりますか?」
「うん。知り合いに結構頑固者が居るしね。」
イクトとか海里とか、あと歌唄がそうだったなあ。こう言う時って、あたしいつもどうしてたっけ?
そして、昼休み。今日、まどかとさやかは志筑さんと一緒の元々の仲良しグループでご飯を食べてるから、今日はあたしとキリカ、それにマミさんだけだ。
「そう。まだ美樹さんは昨日の事を引きずってるの。」
「はい。あたしも何度か声をかけようとしたんですけど、睨まれるだけで・・・」
「美樹にも困ったわね。もしかしたらこのまま勢いキュウべえに上条君の腕を治して貰って魔法少女になっちゃうかもしれないわ。」
「そっか、その手があったよね!」
マミさんの言葉にランが納得する。
「マミ、何だかその願いでさやかに魔法少女になって貰うと困る言い方をしてるけど、どうして?その方法なら一件落着になると思うんだけど。」
「そう言えば。」
キリカの疑問にランもようやくマミさんの
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ