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ハイスクールD×D〜舞い踊りし剣舞姫〜
第二十一話
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ルビアはルビアで会長になんて説明を要求してるんだ。

「ええ、こんな感じですよ。と言っても本当にごく一部ですが……」

本当にこんな感じなの!?

『ああ、大体の上級悪魔は体面をえらく気にするからな』

ドライグが補足を入れてくれる。

嬉しいけど、なんだか複雑な気分だな……。

『まあ、大人の穢れた世界だからな……』

ドライグ、哀愁漂う感じで言うな。

そして馬車が止まり扉が開く。

俺たちが出ると、丁度同時に着いたみんなも出てくる。

「どうぞ、お進み下さい」

赤いカーペットが敷かれており、その先の城門が開いていく。

両端には、駅と同様メイドさんや執事さんが並んでいる。

「さあ、屋敷へ入りましょう」

会長が、城へと進んでいく。

眷属もその後に続き、俺たちも続く。

巨大な門をくぐり、その中にある門も次々と開門されていく。

玄関ホールについに辿り着いた。

そしてルドガーさんが音もなく現れる。

「皆様、旦那様が食堂でお待ちでございます。持ってきた荷物は既に運んでおられるので。それでは私たちの後についてきてください」

そしてルドガーさんを先頭にして俺たちはついていく。

そして自分の部屋の前について中に入る。

「うわぁ…………なんでダブルベッド?」

それが部屋に入った時の第一印象だった。それ以外は結構今まで冥界で過ごしてきた部屋と変わらない。

しかし……なぜかベッドがダブルベッド……これはなにか?俺と誰かがここで寝るって事か?

…………いやいや、そんなのはないか。

『相棒。そう言っていると本当に誰かと寝るハメになるぞ?』

言うな、ドライグ。フラグにしか聞こえんから。

『そしてそんなフラグは得てして建ってしまうからな』

言うな。本当になりそうで怖い……。

「あ、そういえば……」

『?どうした?』

「いや、今ふと思ったんだけど……お前とアルビオンってさ、仲良いよな?」

『い、いきなり何を言うのだ相棒』

何を動揺してんだか。

「それでさ、三大勢力の衝突の中にお前とアルビオンとで介入したんだよな?ぶっちゃけ、その介入の理由って何だ?」

そう、今思ったのはそこだ。

冥界に来たからかもしれんが、それでも疑問に思ったので聞いてみる。

『う、うむ……そうか、ならば答えねばならんな』

な、何か結構重大な理由か?

『ぶっちゃけるとな……三大勢力の衝突に騒音がそもそもの原因だ』

「……は?いやいや、だったら今までと同じじゃねぇか。何だ、構えた俺がバカらし『話をきちんと聞け』……何?」

『俺は別に三大勢力の衝突などどうでもいい。むしろ、好き勝手してく
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