第6話 零治とはやての不幸
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セン君57号の話とスーパー銭湯の話ぐらいしかしてないしなぁ」
うーんと唸りながら思い出そうとする二人。
「「そうだ(や)おっぱいランキング!」」
「「「はい?」」」
俺たちが言ったことに?を浮かべる三人。
「いやな、はやてがおっぱい星人だって聞いたことあるから、仲良し五人組で胸の大きさでランキング付けてくれって頼んでたんだ」
「そうやった。いやぁ〜話がおもろくてどんどん脱線していったからなぁ。すっかり忘れてたわ」
ハッハッハと笑う二人。
だが3人から漏れるドス黒いオーラに自分たちが口を滑ったことに気づいた。
「へぇ………」
「はやて、零治、ちょっとお痛しすぎじゃなの………い?」
「………二人とも“オハナシ”なの………」
その様子にガタガタと震える二人。
教室はいつの間にかほとんど人はいなくなっていた。
「ちょっと待て!!三人とも。あれは単なる冗談で………」
「そうやって、アメリカンジョークってやつや!」
ニコッと親指を立てるはやて。
「そんな嘘に………」
「騙されると!!」
「思ってるの?」
徐々に二人を追い詰める三人。
「零治君」
「なんだはやて?」
「私な、言っとくことがあったねん。もう少しで新しい家族ができそうなのよ。だから………」
「待て!はやて!!それは死亡フラグ!!!」
そう教えるがはやてには聞こえていないみたいだ。
「必ず………生きて帰るんや!!!」
まるでアニメの主人公みたいに叫びながら三人の脇を通るように逃げようとする
うまく虚を着いて抜けられたような気がした……………だが、
………気づいたらはやては魔王様にアイアンクローされてました。
「………どこ行くのかな?はやてちゃん」
「待ってなのはちゃん、マジでしゃれになら………ぎゃあああああああ!!」
嫌な音が教室に響く。
「はやてえええええ!!!」
戦友先に没………
「さて次は………」
「零治………」
「だね。」
ニコッとはにかむ魔王様。
「ごめん。星、ライ、夜美、おれもここまでみたいだ…………今行くよはやて………」
そう呟き俺はなすがままになった…………
満身創痍で帰った俺に三人は驚き、事情の説明を求めてきた。
心配してくれた三人に嬉しかったのか、油断して、今日の出来事全部話してしまった。
三人から大目玉食らったのは言うまでもない…………
あれ!?今週は付いてるはずなのに………
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