第6話 零治とはやての不幸
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がでかい。そうなら俺が聞きたいのは一つ。いつもいるはやて含めての胸の大きさ、詳しいサイズは言わなくていいからランキング形式で教えてくれ」
「なんでやねん!!って零治君は引かんの?」
「?何をだ?」
「私がおっぱい星人だって事とか………」
「何で引く必要があるんだ?別に女の子が好きってわけでもないんだろう?それにこうやって胸の大きさも聞けるし………」
「………零治君って意外と変態なんやなぁ………」
「男なんてみんなそう言うもんだよ」
「まぁサイズ言わなくていいなら構わへんけど………」
「ホントか!?なら頼む!!」
「………何話してるんだろ?」
少し悪いと思いながらもアリサは聞き耳を立てることにした。
その様子に気づいた俺ははやてに提案した。
「ここじゃ場所が悪い、場所を移動しよう」
「了解や、アリサちゃん悪いけどほな」
「ってちょっと待ちなさい!!」
アリサの声むなしく二人はダッシュで教室を後にした。
「ではでは、はやてさんお願いします」
「めっちゃうれしそうやなぁ。………最近測ったのは春休みに行ったスーパー銭湯の時や」
スーパー銭湯とは、一年前位に新しく出来た健康ランドみたいなところだ。
プールみたいに遊べるところもあり大人から子供まで楽しめる。
ちなみに有栖家は行ったことがない。
「スーパー銭湯か………俺行ったことないんだよな」
「あそこはほんといいとこやで。遊べるし、お風呂も色々な種類もあるし、混浴だからカップルもオーケーや」
「ってことは女子も裸で………」
「んなわけあるか!!」
どこから出したのか巨大なハリセンで叩かれる。
………あれ?痛くない。
「フッフッフッ、すごいやろ。この子はハリセン君57号!!改造に改造を重ねついに出来た私の最高傑作!!どんなに力が強い人が叩いても痛くない優れもの!!」
「おおお!!」
「さらに、さーらに!この柔軟さ。簡単に壊れないようになってるんや。どうや、すごいやろ!!」
そう言ってかなりねじるはやて。
「こ、こんなハリセンが世界に存在していたなんて………」
ボケ要因に優しい世界になったな………
「これを作るのにどれだけの犠牲を払ったことか…………」
「過酷だったんだな………」
「特に家族の視線が…………」
「………まぁ危ない奴だとは思われただろうな」
「だが私は負けなかった!どんな目で見られようともどんなことを言われても!!そして私は作った!!!この世で一番最強のハリセンを!!!!」
ダダーン!!と漫画みたいに文字がはやての後ろにあるように見えた。
右手にハリセンを持ち、高々と上げ
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