Another7 喧嘩
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てよ!!今考えてるんだから、ちょっと待てって!!落ち着けよ!!」
ヤマト「熱くなってるのは、丈の方だろう!!」
丈「何だよ!?僕は君達を…!」
太一「だから行けばいいんだよ!!」
ヤマト「何でそうなるんだ!」
丈「聞けよ!俺の話も!!」
大きくなっていく3人の声。
大輔「………」
大輔のこめかみに青筋が浮かんでいた。
アインス「お前達、いい加減止め」
大輔「…いい加減にしやがれえええええ!!」
アインス「え!!?」
大輔の怒声に全員が停止した。
そして3人に歩み寄る。
大輔「座れ」
ヤマト「え?」
大輔「座れって言ってんのが聞こえねえのかああああああ!!!!」
太一、ヤマト、丈「「「はい!!!!」」」
大輔の怒声に3人が正座した。
タケル「大輔君、凄いや!!」
上級生3人を正座させた大輔にタケルは尊敬の眼差しを向けた。
大輔「太一さん、ヤマトさん、丈さん。これから俺が言おうとしていることは多分、全員が思っていることだと思うから、みんなの言葉だと思って聞いてくれ」
太一「お、おい…」
ヤマト「何で俺が…」
大輔「いいから黙って聞け!!明日の朝飯抜きにされてえのか!!!!?」
太一、ヤマト「「いいえ!!」」
朝飯抜きは勘弁だと、胃袋を掴まれた2人はすぐに黙る。
大輔「ならいい。まずはヤマトさん!!ヤマトさんはまず広い心を持て!!!!右も左も分からない状態で、出来るだけ慎重に行きたいっていうヤマトさんの気持ちは分かる。俺もヤマトさんの立場ならそうする。だから太一さんの行動に腹が立つのも分かるよ。でもな、だからっていきなり頭ごなしに自分の考えを否定されたら太一さんじゃなくても頭に来るだろ!!!!いちいち突っかかるなっ!!!!」
ヤマト「ぐっ…」
太一「そうだ、大輔!!もっと言ってやれ!!!!」
大輔「あんたもだ!!!!」
太一「え?」
大輔「太一さんはまず自分の考えを他人に押し付けようとするのを止めろ!!!!確かに太一さんのこの訳分かんない状況を少しでも打開したい気持ちも分かる!!!!だからってみんなのことを蔑ろにするな!!!!ムゲンマウンテンに登るにしたって体力のない面子はどうなるんですか!!!!」
太一「そ、それは…」
ヤマト「ほらみろ」
大輔「最後に丈さん。丈さんは今回巻き込まれただけだから厳しいことは言わない。まず、丈さんは周りをよく見て、相手に流されたりしないでよく考えて、自分の意志をしっかり持って発言してくれ。それから上級生は丈さんだけじゃなくて空さんやアインス達もいるんだから、1人で背負い込まないこと。俺が丈さんに言いたいのはそんだけ…さて」
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