第4話 模擬戦
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「詳しく話してもらおうか…………?」
さらに鬼の表情になった三人娘。
「ちょっと………三人とも…………デバイスの戯言だって…………だからデバイス構えるのは止めろ!お願いします!!」
その場で土下座して頼む俺。
その後なんとか怒りを抑えていただきました。
『本当にこの三人はからかうと面白いですね』
「お前、覚えてろよ。シャイデに頼んで主人格変えてもらうからな」
『人間じゃ私の性格は直せませんよマスター』
「………無駄なところで高性能だよな、お前」
『無駄じゃないですよ!』
「レイまだですか?」
デバイスを構えたまま待っている三人。
「っとこれ以上待たせたら悪いか。ラグナル!!」
『イエス、マスター』
「ラグナル、セットアップ」
俺は光に包まれる。
出てきたのはえりが立っている白いコートを羽織った俺だった。
左手には刀を持っている。
これがラグナルの基本フォーム、TOGのアスベルの格好だ。
「さて今日は………」
「レイが一人です」
「うん、それがいい」
「我も賛成だ」
「いやいやいやいやいや…………」
何馬鹿なこと言ってんだ!?
俺はチートキャラじゃないんだぞ!?
「問答無用!!行け電刃衝!!!」
魔力弾が高速で迫ってくる。
「っていきなりかよ!烈壊桜!!」
桜色の斬撃を放ち、電刃衝を消し去る。
「次は私です。ブラストファイアー!!」
今度は星が砲撃魔法を放つ。
「だからちょっと待てって!烈震虎砲!!」
虎の姿をした衝撃波を放つ零治。だが、ブラストファイヤーを完璧に抑えることができず、後ろに吹っ飛ばされる。
「ちくしょう、なんでそんなにマジで………」
「それはお前が悪い」
砲撃魔法をチャージした状態でいた、夜美がそこに居た。
「あの少しは訳を話していただけませんかね……………?」
「おとなしくやられるのだな、喰らえアロンダイトフルチャージ!!」
巨大な砲撃が俺を包む。
「これはヤバイ!!ラグナル、ブラックサレナフォーム!!!」
『了〜解』
展開と同時に砲撃が零治を包む。
「やったね、夜美」
「ああ、直撃はしたと思うが………」
「二人とも油断しては駄目ですよ」
「………星の言うとおりだ。」
そこには全身黒い装甲に包まれ、顔をバイザーで隠した零治がそこに居た。
これが俺のデバイスの第2フォーム、ブラックサレナだ。
『黒い亡霊』もこの姿から来ている。
「………相変わらずバカみたいに硬い装甲だな」
「ラグナルフォームだとお前の砲撃には耐えられなかったからな。
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