暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
StrikerS編
98話:強さの意味とは何んなのか
[4/6]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
ヴィータの場合。(エリオ聞き込み)
「個人戦技能? そんなもん、色々言い様があるじゃねぇか」
え〜っとですね…取りあえず平均的な「強さ」ってことで……
「『平均的な強さ』ァ? そんなの戦闘状況や相性の違いなんかで左右される。お前の言う強さはつまり何でも屋って訳だろ? マルチスキル対応力と生存率を上げる為にあるもので、直接的な強さとは関係ねぇだろ」
そ、そうですね……
「一人の人間にできる事は、何時だって一つだけなんだ。それが通用しなきゃ、強いとは言えないだろ」
あ、はい……
「お前は強くなりてーのか? それとも…便利な『何でも屋』になりてーのか?」
あ……ッ!
「…まぁでも、『誰が一番強いのか』ぐらいは答えてやるよ」
本当ですか…?
「あぁ、あまり公言したくはないんだが…そいつはな―――」
シグナムの場合。(アルト聞き込み)
「隊長達四人でトーナメントでもすれば、やった回数だけ優勝者は違うだろうな。それぐらいは力が伯仲している」
そう言えば、シグナム副隊長となのは隊長って、一度試合をしたそうですけど…
「あぁ、戦技披露会の時の話か。あれは心躍るものだったが…結局は決着はつかなかったし、かなりの『血戦』だったからな。とてもじゃないが、教材にはならんそうだ」
はぁ…凄い試合だったんですね。じゃあ、一番強いのって、誰もいないってことに…
「何を言うか。私でもあいつには勝てんさ―――」
シャリオの場合。(キャロ聞き込み)
「フェイトさんの個人戦? 戦闘訓練は結構好きだよ。シグナムさんとは仲良く訓練してるし、負けず嫌いなとこあるから見てると可愛かったり…!」
そ、そうでしたか…。なのはさんと試合とかって…
「うん、昔は軽い練習ぐらいはしてたそうだけど、あの事故以来は一度も…
そ、そうでしたか……
「あ、そう言えば…一回だけフェイトさんの模擬戦を見せてもらったことあるよ。個人的に撮ってたものらしいんだけど、その中で凄いのあったな〜…!」
そうなんですか? 一体フェイトさんは誰と…?
「あれはたしかね〜…―――」
―――んで…
「俺のところに来た、と?」
「そういうことに、なりますね」
そういうのは、副部隊長室にやってきたフォワード陣の内の一人、ティアナだ。
今回来ているのは、いつもの四人。なんだか色々
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ