暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
StrikerS編
98話:強さの意味とは何んなのか
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「―――お前ら仕事しろ」
その後、士は本当にスターライト・ブレイカーを受けたとか受けていないとか。
ってな訳で(どういう訳だ)、
取りあえず無事(?)に仕事に復帰した士。後にヴィヴィオのパパ呼びが、フォワード陣の入れ知恵だと分かり、明日どんな仕返しをしてやろうかと考えていた。
士に極刑を言い渡した3人も、その事を聞いた後お互いに無言で睨み合い、なんだか『ここは譲らない…!』と言った雰囲気を纏っていたが、最終的に士の2度目の言葉によって、各員自分の仕事へと戻っていった。
はてさて、そんなこんなで既にお昼となりまして……
午後もこんな感じでいつも通り過ぎていく…と思いきや。ヴィヴィオのある一言によって、六課にある疑問が浮上した。
『なのはママとフェイトママ、どっちがつよいの?』
この一言、だ。
始めはフォワード陣内での他愛もない会話、だった筈なのだが…しまいには……
「―――っという訳でッ!」
「「第一回機動六課で最強の魔導士は誰だか想像してみよう大会〜〜〜ッ!!」」
「「「「「「おおおぉぉぉぉぉぉッ!!」」」」」」
―――という展開へと発展してしまった。
しかし、この話は至極当然と言えば、当然だ。
エース級の魔導士を隊長陣で固め、部隊長もSSランクの魔導士。その内で誰が強いのか、疑問に思うのは当たり前だ。
かくして、フォワード陣の四人による、聞き込み調査が始まったのである。
八神はやての場合。(ティアナ聞き込み)
「個人での戦闘能力? 私は他の皆と比べたら低いよ。そやからランクも総合で取っとるんやし」
「はいです」
でも総合SSなら魔力だけなら相当凄いんじゃ…?
「それはそれ、これはこれや。私は高速運用はできひんし、並列処理は苦手やから。できることと言えば、『立ち止まって展開・発射』ぐらいなもんや」
「私もそのお手伝いだけです」
じゃあ余談なんですけど…この六課の中で、誰が一番強いと思いますか?
「あぁ…それなぁ…」
……? どうかしたんですか?
「いや、私ってなのはちゃん達と少し遅れて管理局に入ったんやけど、始めの頃どうもそういう質問を何度かされてな〜…」
そうだったんですか?
「まぁその時は『比べたことはないからわからない』って言って、はっきりとは答えなかったんやけど……今なら、はっきり言えるな」
じゃあ、部隊長は誰だと?
「フフフ、それはやなぁ―――」
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