暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
StrikerS編
98話:強さの意味とは何んなのか
[3/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
「―――お前ら仕事しろ」




 その後、士は本当にスターライト・ブレイカーを受けたとか受けていないとか。
























 ってな訳で(どういう訳だ)、

 取りあえず無事(?)に仕事に復帰した士。後にヴィヴィオのパパ呼びが、フォワード陣の入れ知恵だと分かり、明日どんな仕返しをしてやろうかと考えていた。
 士に極刑を言い渡した3人も、その事を聞いた後お互いに無言で睨み合い、なんだか『ここは譲らない…!』と言った雰囲気を纏っていたが、最終的に士の2度目の言葉によって、各員自分の仕事へと戻っていった。

 はてさて、そんなこんなで既にお昼となりまして……
 午後もこんな感じでいつも通り過ぎていく…と思いきや。ヴィヴィオのある一言によって、六課にある疑問が浮上した。


『なのはママとフェイトママ、どっちがつよいの?』


 この一言、だ。
 始めはフォワード陣内での他愛もない会話、だった筈なのだが…しまいには……


「―――っという訳でッ!」
「「第一回機動六課で最強の魔導士は誰だか想像してみよう大会〜〜〜ッ!!」」

「「「「「「おおおぉぉぉぉぉぉッ!!」」」」」」


 ―――という展開へと発展してしまった。

 しかし、この話は至極当然と言えば、当然だ。
 エース級の魔導士を隊長陣で固め、部隊長もSSランクの魔導士。その内で誰が強いのか、疑問に思うのは当たり前だ。

 かくして、フォワード陣の四人による、聞き込み調査が始まったのである。












 八神はやての場合。(ティアナ聞き込み)


「個人での戦闘能力? 私は他の皆と比べたら低いよ。そやからランクも総合で取っとるんやし」
「はいです」


 でも総合SSなら魔力だけなら相当凄いんじゃ…?


「それはそれ、これはこれや。私は高速運用はできひんし、並列処理は苦手やから。できることと言えば、『立ち止まって展開・発射』ぐらいなもんや」
「私もそのお手伝いだけです」


 じゃあ余談なんですけど…この六課の中で、誰が一番強いと思いますか?


「あぁ…それなぁ…」


 ……? どうかしたんですか?


「いや、私ってなのはちゃん達と少し遅れて管理局に入ったんやけど、始めの頃どうもそういう質問を何度かされてな〜…」


 そうだったんですか?


「まぁその時は『比べたことはないからわからない』って言って、はっきりとは答えなかったんやけど……今なら、はっきり言えるな」


 じゃあ、部隊長は誰だと?


「フフフ、それはやなぁ―――」




[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ