無限時計編
父の遺品
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ーシィ・ハートフィリア?」
「うん、そうだけど・・・あの・・・誰ですか?」
ルーシィさんは心当たりがないらしく、その女の人に確認することにした。
「誰・・・て・・・」
ルーシィさんに誰かと訪ねられた女の人は突然目に涙を浮かばせる。
「ミッシェル・ロブスターですよー!!うぇぇぇぇぇん!!」
「はいーー!!?」
ミッシェルさんという方はルーシィさんに忘れられていたことに号泣してしまった。
「お知り合いでしたか」
「あーあ、泣いちゃった」
「いきなり泣かすなよ」
「ええ!?」
ウェンディと俺とナツさんがそう言うといまだに事態を飲み込めていないルーシィさんは驚くことしかできないでいる。
「ごめんなさい。ずいぶん久しぶりだから、わからないのも無理ないわね」
「あの、鼻が」
ミッシェルさんは落ち着いたようで鼻を垂らしながらそう言う。
「すげぇ美人だな。誰だよ?」
「いやぁ・・・だから・・・」
エルフマンさんに聞かれてもルーシィさんは苦い表情をしたままミッシェルさんの方を見ている。あれ?まさか覚えてないのかな?
「それでは改めて、私、ミッシェル・ロブスターです。お久しぶりです、ルーシィ姉さん」
ミッシェルさんは自己紹介をしたあと、笑顔でルーシィさんにそう言った。
「姉・・・」
「「「「「「「「「「姉さん!?」」」」」」」」」」
ミッシェルさんのルーシィさんの呼び方に俺たちは驚き叫んだ。
「驚きの真実!!」
「ルーシィパパさんに隠し子が〜!!」
「じゃなくて、ロブスター家はハートフィリア家と遠縁にあたるの」
ハッピーとセシリーのボケにミッシェルさんは答える。なんだ、そう言うことか。
「つまり、ルーシィの親戚」
「そういうことね」
「ルーシィさんにも親戚なんていたんですね」
「でもなんでお姉さん?」
俺たちは親戚ということで納得していると、ウェンディが一つの疑問を述べる。
「雲泥の差ってのはこのことか」
「よくわかんねぇけど、お前ルーシィの娘ってことだな」
「なんでそうなるのよ!!」
ナツさんにルーシィさんが突っ込む。エルフマンさんも何気に失礼だけど、そこはあえてスルーなんですね。
「冗談だっつうの・・・」
ナツさんは青ざめながら突っ込みを入れたルーシィさんを見ていた。ナツさんじゃ本気が冗談かわかんないから突っ込んだと思うんですけど・・・
「ププーン」
「で、なんであたしがお姉さん?」
ルーシィさんはさっきウェンディも言っていた質問をミッシェルさんにする。
「だって、年上だから」
「
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