本編
第三十三話 首都戦1
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ッテンフェルトが出た。
「ビッテンフェルト少将、聞きたいことは多々あろうが今は何も聞かず命令に従ってもらいたい」
俺は敬礼するとすぐに言った。どうやら質問しようと思ったようであわてて口篭もる。
「6隻ほど護衛として残して皇帝派軍と共同して貴族派軍を叩け。運用は貴官に一任する」
「承知、いたしました」
口調が固いな、終わったら質問攻めされるだろうな。今から考えるだけで頭が痛くなる。
「赤城、加賀、翔鶴、瑞鶴は攻撃機を発艦しろ。水上艦艇及び防衛設備の破壊を優先。余力があれば飛空艦隊の援護をしてくれ」
『『『『了解!』』』』
「空母棲姫」
『ワカッテル、攻撃機ヲ出セバイイノダロウ?』
「そうだ、艦娘の攻撃機と共同で攻撃してくれ。もし余力があれば飛空艦隊の方も頼む」
『了解シタ。全機出スカ?」
「いや、半分でいい」
『分カッタ』
そういえば深海棲艦に空母ってどのぐらいいるんだろう?5万隻ぐらいいるわけだから5千隻ぐらいいるのかな?それにあの小さい格納庫の中に何機入るんだろう。5機入るのかも怪しいぐらい小さいからな。だとしても1隻に5機だと5千隻で2万5千機、とてつもない量だな。
「11時の方向から敵艦接近、数およそ20」
「敵艦隊に旧日本海軍及びイタリア海軍の艦艇と思われる艦艇を確認」
「敵艦解析完了、生命反応1人のみ。恐らく艦娘かと思われます」
艦娘が来たか・・・
「停戦呼びかけてみろ」
「駄目です。通信をすべて遮断しています」
くそっ、機関と武装のみを破壊して戦闘不能にして白兵戦で制圧するしかないか・・・
「装甲空母姫」
『ナンダ?』
「揚陸艦の準備をしておいてくれ」
『?上陸ニハマダ早イト思ウガ?』
「艦娘の艦に乗り込んで白兵戦で制圧してもらいたい」
『ナルホド、艦娘カ。ワカッタ、準備シテオク」
「頼む」
「全艦、砲撃戦用意、機関及び武装のみを破壊し戦闘不能にせよ。間違っても艦橋に当てるなよ」
「はっ、全主砲及び副砲実弾装填!標準合わせ―!」
「了解!全砲塔レーダーと連動、砲撃準備!」
「1番2番3番砲塔発射準備完了!」
「4番5番砲塔も同じく完了!」
「全副砲塔発射準備完了!」
「全艦発射準備完了!」
「よし!斉射始め―!」
「主砲及び副砲、撃ち―方始め―!」
DOOOMMM!!!
BACOM!BACOM!!
GACOM!!
「ちゃくだーーーん・・・・今!!」
ZUDOOOOOMMM!!
「初弾7発命中!」敵艦2隻炎上!うち1隻は右舷に5度ほど傾いています!」
初弾から当てるとは命中精度いいな。2隻炎上か・・・乗り込ませるか・・・いや、第二斉射後にやったほうがいいな。
「3番砲塔、全弾外れてるぞ!斜角調整急げ!」
砲雷長が怒鳴り声をあげると艦橋
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ