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手紙
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は鞄から便箋を取って
ごめんなさいっと書き教室を出た。

貴 「下駄箱は掃除されちゃうし…テニス部の誰かに……」

鳴海はキョロキョロっと周りを見回した。

貴 「あ」

タタタッ

鳴海は見付けたのか走って行った。

ツンツンッ

越 「ん?」

鳴海は見付けたのは越前だった。

貴 「ねぇ、これ不二に渡しといてくれない?」

越 「告白なら直接言えば良いんじゃ無いッスか」

越前は嫌そうな顔をした。

貴 「無理、兎に角渡しといて」

そう言うと鳴海は走ってその場を去った。

越 「ちょっ」

貴 「ふぅ」

ガラッ バタンッ

鳴海はフレンドリィ教室に戻って来た。

貴 「中身見られないよね?」

鳴海は何処か不安そうだった。


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