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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico27-B竜の脅威〜The 8th task force : Dragon Blood
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自在に乗りこなしてる。
「あたしに金棒の奴を任せてくれない?」
「それじゃあ私が拳銃の人だね」
“バルディッシュ”を通常の戦斧アサルトから大鎌ハーケンへと変形させる。アリサも“フレイムアイズ”を通常の片刃剣ファルシオンから銃剣バヨネットへ変形させた。さぁ準備は整った。
「機動一課・臨時特殊作戦班、アリサ・バニングス!」
「同じくフェイト・テスタロッサ・ハラオウン!」
「「いきます!」」
――ソニックムーブ――
――ブレイズロード――
私たちを包囲するように周囲を走るブラッド2とブラッド3に向かって突撃した。
†††Sideフェイト⇒????†††
初めての他部隊への出向。しかも私の大好きなお姉ちゃん、フィレスが所属している機動一課へ。これほど嬉しい事なんて他にはない。だから神器とか神秘とか魔術とか、命の危険がいつも以上に高まる任務だとしても、何も怖くない。それに・・・
(魔術。それに騎士シャルロッテから聴いた、私たちカローラ家の真名の事実)
私のフルネームは、ファビオラ・プレリュード・セレス・カローラ・デ・ヨツンヘイム。歴代の当主より口外無用と厳命されている名前。それをイリスの前世である騎士シャルロッテ様から聴いた時はドキッとした。どうして知っているの?って。聴けば騎士シャルロッテが存命だった頃にヨツンヘイムという世界も王族もいたそうだ。
そして、名前と一緒に受け継がれてきた特別な魔法。威力が普通の魔法とは違うと思っていたけど、まさかそれこそが数千年以上も前に滅んだ技術・魔術だったなんて。でもだからこそ私はこの特戦班のメンバーに、さらにはリーダーに選ばれた。
「(騎士シャルロッテ、そして何よりお姉ちゃんの期待に応えるためにも・・・)あなたを逮捕します!」
リンドヴルム・ドラゴンブラッド小隊のリーダー・ブラッド1。その人が私の打破すべき神器持ちの男。携えているのは両刃剣一振り。確かにデバイスやロストロギアには無い、妙な威圧感がある。
――神秘を打倒するにはそれ以上の神秘を以ってあたるべし――
私の魔術が有する神秘が上か、それとも神器の神秘の方が上か。それが勝敗を分ける。
「
氷閃刃
(
イエロ・コラソン
)
・・・!」
ヨツンヘイム式魔術を発動。私のデバイス・“シュリュッセル”で彼の持つ神器・“キャルタンクリーヴ”で打ち合えば簡単に破壊されるから。剣身を魔術による冷気で覆って神秘を纏わせ、そのうえ攻撃力を増加させる。
「おらぁぁぁぁッ!!」
ブラッド1の接近を目視。“シュリュッセル”の柄を両手持ちして脇に構え直す。そしてお互いが攻撃範囲に入ったその瞬間、ブラッド1は大振りな振り下ろし。そんな一撃、目を瞑っていても避けられる。私は1歩、ブラッド
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