暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico27-B竜の脅威〜The 8th task force : Dragon Blood
[4/11]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
理局・機動一課・臨時特殊作戦班班長、セレス・カローラ一等空士! 先陣を切らせてもらいます!」
セレスの全身から放出されている魔力から妙な感じを得る。ただの魔力から神秘を有した魔力へ変化したから・・・と思う。そしてセレスの周囲にいくつもの雪の結晶(そのどれもが1m近い大きさだけど)が発生。
――
雪晶飛刃
(
ボラル・ニエベ
)
――
複数の雪の結晶が高速回転しながらリンドヴルム・ドラゴンブラッドの3人に向かって行く。神秘を有する魔力を使用して、作用を発生させる技法・魔術。魔術に対抗するには魔術しか無い。セレスの今の攻撃は魔術だ。
魔術を防ぐ術は2つ。魔術か神器(神秘の塊だっていう武装)だ。ドラゴンブラッドの3人にそのどちらも無かったら、神秘の扱えない私とアリサがここに残って戦闘し、セレスは飛空艇追跡に戻ってもらって、空を逃げる他のドラゴンブラッドを逮捕してもらう。
(この3人はどっちなんだろう・・・!)
そしてあと少しでセレスの魔術が到達しようというところで、スキンヘッドのブラッド1が特攻服の中から1本の剣を抜いて、雪の結晶をすべて斬り払った。デバイスには見えない両刃剣。魔法も魔術も使った形跡はない、と思う。つまり、あの剣は・・・
「「「神器・・・!」」」
「ブラッド1! コイツらひょっとして、シュヴァリエルさんが言っていた・・・!」
「俺たちリンドヴルムへの脅威か! 面白い! 俺と、このキャルタンクリ―ヴでどんだけのもんか確かめてやるぜ! テメェらは金髪2人をどうにかしな!」
「「押忍!!」」
部下に命じ終えたブラッド1がセレスに向かって突進して来た。戦場を移すために駆け出したセレスからの「あと2人はお願い、アリサ、フェイト!」指示に、私たちは「うん!」首肯して他のブラッド2とブラッド3に目をやる。すると2人は首に提げていた・・・鍵のような物を取り出した。神器、もしくはロストロギアかも知れないって警戒する。
「エクェス!」
「トリス!」
「「セットアップ!」」
杞憂だった。ブラッド2とブラッド3のデバイスは大型バイク。そして2人の手には拳銃と金棒。そのどちらもデバイスだと思われる機械で出来ている。武器とバイクの一体型かな。アリサが「日本の暴走族をさらに凶悪にしたような連中ね」ってポツリと呟いた。
「おらおらぁ! シュトルムファナティカーのお通りだ!」
「俺たちのロードを邪魔すんじゃねぇぞ!」
「「世露死苦ぅっ!」」
爆音を鳴らしながらバイクが走り出す。私とアリサは背中を向い合せて、「どっちをやる?」訊き合う。1人は拳銃型のミッド式魔導師。1人は金棒型で、カートリッジシステムがないことからストレージデバイスのミッド式魔導師。機動力はなかなか。大型バイクを自由
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ