透明ルーシィの恐怖!!
[6/9]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
シィさんはハッピーと感心しているナツさんに怒鳴る。でもこの方が姿が見えないよりかはマシですよね?
「しかし見れば見るほどそっくりだなぁ」
「おまけに変身してる人の考えていることまでわかるんですよね?」
「うん!他にもその人の記憶や能力もコピーすることができるんだ」
俺と戦った時も俺の魔法を覚えてたからな。変身すればなんでもできるんだ。すごい!!
「だったらこっちが本物ってことで良くないか?」
「だな。見かけも能力も同じだし」
「むしろ、こっちの方が控えめで、素直そうっていうか」
「コラァ!!」
「「「冗談冗談」」」
マックスさんたちの失礼な言葉にルーシィさんは大声をあげる。3人とも冗談を言っているようには見えませんでしたよ?
「フリードとレビィは何してるの?」
ミラさんがテーブルで本を広げて何かを調べているフリードさんとレビィさんに声をかける。
「調合レシピを解読しているの!!」
「 魔法の仕組みがわかれば、術式で解除することも可能だ」
オオッ!!なんか今までで一番期待できそう!!
「解読終了。フリード!!これが薬の成分よ!!」
「うむ」
レビィさんは解読したレシピをフリードさんに手渡す。
「後は任せろ!!」
フリードさんはルーシィさんの周りに術式を展開させ始める。
「この術式の中にいる者は、魔法薬の効果を、解除される!!」
フリードさんがそう言うと術式が光り、そしてルーシィさんの姿が―――
「お・・・おい、なにか見えるか?」
「い・・・いや?」
見えませんでした。失敗ですかね?
「本当に効き目あるの!?」
「ある!!ただし、7年間置きっぱなしにしていた薬だから」
「解除するのに、7年かかるの」
「そんなに待ってられないのよぉ!!」
「ごめんルーちゃん・・・」
なんと解除するのに7年かかる術式だったらしい。7年も経ったらルーシィさん誰だかわからなくなるんじゃないですか?
ルーシィさんはorz状態になりさめざめと泣いている。
「何がおかしいんだ?ルーシィ」
「泣いてるの!!情けなくて!!」
ナツさん、そこは察してあげてください・・・
すると、ルーシィさんの着ている服となぜか顔につけられたポスターが光だし、少しずつ薄くなっている。
「な・・・何これ?体だけじゃなく、服まで透明に?」
「存在が消えかけてるのよ」
レビィさんが服まで消え始めているルーシィさんを見てそう言う。
「どういうことだレビィ」
「体が透明になるだけじゃなく、ルーちゃんの存在そのものが消えかけてるのよ!!」
エルザさんにレビィさんは慌てた様子で答える。
「見えなくなるだけではなく、最初からこの世にいなかったこと
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ