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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
透明ルーシィの恐怖!!
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シィさんはハッピーと感心しているナツさんに怒鳴る。でもこの方が姿が見えないよりかはマシですよね?

「しかし見れば見るほどそっくりだなぁ」
「おまけに変身してる人の考えていることまでわかるんですよね?」
「うん!他にもその人の記憶や能力もコピーすることができるんだ」

俺と戦った時も俺の魔法を覚えてたからな。変身すればなんでもできるんだ。すごい!!

「だったらこっちが本物ってことで良くないか?」
「だな。見かけも能力も同じだし」
「むしろ、こっちの方が控えめで、素直そうっていうか」
「コラァ!!」
「「「冗談冗談」」」

マックスさんたちの失礼な言葉にルーシィさんは大声をあげる。3人とも冗談を言っているようには見えませんでしたよ?

「フリードとレビィは何してるの?」

ミラさんがテーブルで本を広げて何かを調べているフリードさんとレビィさんに声をかける。

「調合レシピを解読しているの!!」
「 魔法の仕組みがわかれば、術式で解除することも可能だ」

オオッ!!なんか今までで一番期待できそう!!

「解読終了。フリード!!これが薬の成分よ!!」
「うむ」

レビィさんは解読したレシピをフリードさんに手渡す。

「後は任せろ!!」

フリードさんはルーシィさんの周りに術式を展開させ始める。

「この術式の中にいる者は、魔法薬の効果を、解除される!!」

フリードさんがそう言うと術式が光り、そしてルーシィさんの姿が―――

「お・・・おい、なにか見えるか?」
「い・・・いや?」

見えませんでした。失敗ですかね?

「本当に効き目あるの!?」
「ある!!ただし、7年間置きっぱなしにしていた薬だから」
「解除するのに、7年かかるの」
「そんなに待ってられないのよぉ!!」
「ごめんルーちゃん・・・」

なんと解除するのに7年かかる術式だったらしい。7年も経ったらルーシィさん誰だかわからなくなるんじゃないですか?
ルーシィさんはorz状態になりさめざめと泣いている。

「何がおかしいんだ?ルーシィ」
「泣いてるの!!情けなくて!!」

ナツさん、そこは察してあげてください・・・
すると、ルーシィさんの着ている服となぜか顔につけられたポスターが光だし、少しずつ薄くなっている。

「な・・・何これ?体だけじゃなく、服まで透明に?」
「存在が消えかけてるのよ」

レビィさんが服まで消え始めているルーシィさんを見てそう言う。

「どういうことだレビィ」
「体が透明になるだけじゃなく、ルーちゃんの存在そのものが消えかけてるのよ!!」

エルザさんにレビィさんは慌てた様子で答える。

「見えなくなるだけではなく、最初からこの世にいなかったこと
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