第6話
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「「アンロック!!」」
それに続いて、あたしとキリカもキャラなりした。あたしは前と同じでピンクのチアリーダーの姿に、そして、キリカは眼帯をして、燕尾服のような服を着た姿になった。
「キャラなり、ブレイクファング!!」
「キャラなり、アミュレットハート!!」
「凄い!これがあむとキリカさんのキャラなり!?」
さやかはあたしたちのキャラなりを見て驚いていた。一方、マミさんはと言うと・・・
「負けたわ・・・」
何故か落ち込んでいた。
「ど、どうしたのマミさん!?」
「何時もより格好つけて“変身”とか言ってみたのに・・・日奈森さんも呉さんも、変身の掛け声も変身後の名乗りもポーズも完璧じゃない・・・」
「ええ!?そんな事で!?」
「そんな事ですって!魔法少女にとっては重要な事よ!!」
ツッコミを入れるさやかに対して、マミさんが何か逆ギレした。
「私も、最初は戦いの怖さを誤魔化す為に格好つけていた。でも、今ではただそれだけじゃなくてそこに自分なりのこだわりを感じるようになったの。でも、やっぱり戦いの怖さを誤魔化すためだけだったから戦い方や必殺技の名前ばかりを考えていた。でも、日奈森さんと呉さんのお陰で気付いたわ。やっぱり魔法少女には変身の掛け声と名乗りも重要なのよ!!」
「マミさん・・・」
またまた見せてくれたマミさんにあたし達は唖然としてしまう。
“皆、どうしたんだい。早く来てよ!”
その時キュウべえからの念話が届いて、私達は目的を思い出して先を急いだ。
続く
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