第6話
[3/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
」
それはキリカにも聞こえていたみたいで、困惑していた。
「あむちゃん、どうしたの?」
でも、ラン達しゅごキャラには聞こえていないみたいで、不思議そうにしてる。
「何か、いきなり頭の中にまどかの声が・・・」
「それはテレパシーよ。魔法少女とその素質のある女の子はキュウべえ経由で使う事が出来るの。」
あたしが混乱してると、マミさんが説明してくれた。
“そっちの様子はどう?”
“まだ孵化はしてないけど、いつ孵化してもおかしく無い状態だ。急いで!”
「分かったわ。それじゃあ、行くわよ。」
そして、マミさんがソウルジェムを壁に向かってかざすと魔方陣のような物が現れ、それが入り口になった。あたし達はマミさんの後に続いて中に入って行く。
-------------------------------------------
孵化が間近に迫ったのか、グリーフシードの力が強まって結界が展開された。私とエイミー、それにキュウべえはそれに巻き込まれながらも、グリーフシードの監視を続ける。マミさん達はもう来てくれたけど、結界の中は意外と広いから、ここに来るまでもう少し時間はかかると思う。だから、何が起きてもいいように、キャラチェンジだけはしてある。私がここに残ったのも、何かあってもキャラチェンジである程度は対応出来るから。
「まどか。あまり無理はしない方がいいよ。今君がしているキャラチェンジの能力は魔法少女と比べると劣っているからね。」
「でもキュウべえ。前は魔女の本体の片方をやっつけられたよ。」
「そうだね。でも、おそらくあの魔女の本体の防御力はおそらく使い魔と同程度だ。だから偽の本体を作ってそこに攻撃が集中するようにしてたんだろうね。もちろん、他の魔女相手には全くダメージを与えられ無いと言う事は無いだろうけど。」
「そうなんだ・・・」
やっぱり、早くキャラなり出来るようにならないと。そんな風に焦っていると、エイミーが声をかけてきた。
「まどか。焦る必要は無いわ。ゆっくり、あなたのスピードでなりたい自分になっていきましょう。」
「うん。そうだね。」
エイミーにそう返しながら、私は昨日のお昼にあむちゃんから聞いた事を思い出した。
ほむらちゃんが帰った後、私は残った皆と一緒にお昼を食べながらあむちゃんにほむらちゃんとエイミーに言われた事を相談していた。
「なるほど。あたしもミキに似たような事を言われたよ。」
「ミキに?」
「そう。ミキは絵とか美術関係が得意になりたいって言う願いから生まれたの。だからキャラチェンジすると美術
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ