暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 平凡な日常を望む転生者
第1話 
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俺にとっては最悪だけど。

「ちなみに、そこにいる有栖零治の叔母に当たるの。何かみんなに迷惑をかけたら言ってね、後で“おはなし”するから」

余計なことを言うな!あとお前は高町か!!


シャイデ・ミナード
仕事のクライアントで、天才デバイスマイスター。特殊なデバイスのラグナルを唯一メンテできる。

俺が独り身なのを知って勝手に叔母として保護者になった。けれどミッドチルダに住んでいるため別々に暮らしている。ちなみに星たちの保護者もやってくれている。


「俺的には何であんたが先生になっているのかが謎なんだが」

「あら、言ってなかったっけ?私、教員免許持ってたのよ」

「初耳だね。聞いてたら転校したのに」

「だからよ。これで少しはましになってもらわないと」

「………………一番アレな性格しているあんたに言われたくないけど」

二人の出す負のオーラにクラスの皆は引いていた。

「っとこれくらいにして、みんなできればこの馬鹿とも仲良くしてね。それじゃまずはこのプリントを……………」

何事もなかったかのようにHRを始めたシャイデにクラスの空気も徐々に柔らかくなり、二時間目に入ったときにはすっかり馴染んでいた。

「それじゃ、今日やっていくことはこれくらいかな。よし、みんな席替えするわよ」

それを聞いて、クラスから歓声が上がる。(主に男子)

「ここにクジを作っておいたからみんな順番に引いてね」

そう言ったあと、みんなそれぞれ引き始める。

しかし、新学期そうそう席替えとは………

まぁ、一番前の席を離れられるなら別にいいか。

しかし男子の力の入れようが半端ない。

まぁ、このクラスにはこの学校五大美少女がいるんだからな。(当然原作組み。)

気持ちは分かるけど…………………


「みんなクジ引いたわね。それじゃ、みんな移動始めて」

シャイデの一言でそれぞれ移動を始めた。




結果は………………


見事、窓の一番後ろを引いた俺!!

だけど………………


「よろしくね、零治君」

隣に魔王様がいらっしゃいました。



どうしてこうなる…………………
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