第5話
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に、彼女の行為は不可解な点が多いわね。」
「どう言う事ですか、巴さん?」
「暁美さんはキュウべえを襲って鹿目さんや美樹さんが魔法少女になれないようにしようとしていたの。」
「キュウべえを襲った!?何で!?」
「魔女を倒すと魔女の卵“グリーフシード”を落とす事があるの。これは魔力回復用のアイテムとして使えるから、魔法少女同士でよく取り合いになるのよ。だからてっきり、自分の取り分が減らないように魔法少女を増やさないようにしようとしていたと思っていたのだけれど・・・」
「確かに、まどかがしゅごキャラを生んで、キュウべえと契約出来なくなった結果、グリーフシードが必要無くなったのにあんな事を言ったのは不可解だね。」
ミキも冷静に分析する。それじゃあ、暁美さんがキュウべえを襲ったのは、回復アイテムの取り分を確保する為じゃないって事になるけど、じゃあ何が理由なの?
「皆、その理由はゆっくり考えていきましょう。」
あたし達が頭を悩ませていると、ダイヤが声をかけてきた。
「でないと、昼休みが終わっちゃうわよ。」
そうだ。まだ時間はあるけど、このまま悩み続けていたら今日はお昼抜きになっちゃう。
「あの、とりあえずこの話はこれでお開きにしよっか。ほら、お昼食べる時間無くなっちゃうし。」
「そうね。それなら日奈森さん。今日はここで皆で一緒にはどうかしら?」
「あたしも賛成ー!今度はしゅごキャラの小難しい話じゃなくて楽しい話が聞きたいし。」
「私も、いいかな?」
「私も、しゅごキャラ仲間とは仲良くしたいわ。」
「私も同じ意見だ。キリカはどうする?」
「私も、あむが良ければ。」
「もちろん、オッケーだよ。」
こうして、あたし達は屋上で弁当を広げながら賑やかにお喋りした。
続く
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