いじめっ子をボコり隊(ソロ)
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「ねぇねぇどこから来たの?」「綺麗な色してるね〜。」「どうしてここに入ったの?」
女子からの質問攻め、白夜は男子の妬ましい死線をスルーしながら女子の質問の嵐にどう答えようかと考える。
そして、早くも最終手段を使った。
白「ごめん、用事思い出しちゃった、また後でね!」
そう言って白夜は急いで教室から出て行った。
白「なんかもう疲れた????、うぅ早く琴ねぇたちと会いたい??????。」
白夜はとぼとぼとどこかの廊下を歩いている。
少し進むと廊下の角から数人の声が聞こえた、白夜はこっそりと見てみる。
そこには上級生と思われる男子生徒5人と、白夜と同じくらいの下級生。
その下級生は1人の上級生に踏まれている、後ろにいた金髪の男子は札を数えている。
「ヒュー、やっぱ金持ちは違うねぇ。」
「ありがとよ、ハ・ル・くん。」
男子生徒たちはギャハハハハッ!と下品な笑い声を上げる。
そして、何処かでピピピッと音がした。
白「証拠確保、やったね。
これ撒き散らせばどうなるかな、さっそく行こう。」
白夜はスマホをしまい、またどこかに歩いて行こうとするが止められた。
白「????君たちファイブカラーヘアの子分?」
「「「「「誰がファイブカラーヘアだッッッッッ??」」」」」
先程まで下級生をいじめていた男子生徒が出てきた。
白「どうでもいいよ、さっさとどいてくれない?
さっきの映像を流さなきゃ。」
「馬鹿言ってんじゃねぇよ、そんなことされてたまるかっての!
おい、やっちまえ!」
1人の男子が合図すると一気に飛びかかってきた。
白夜はニヤリと口の端を釣り上げて、向かってきた1人の足を払う。
横転した男子の足首を掴み、乱暴に振った。
そう、バットのように片腕だけで振ったのだ、もはや人間を人間として見ていない。
一旦白夜に向かってきていた生徒も、白夜に恐れを成し逃げ腰になっていた。
白夜は用済みと言わんばかりに逃げ腰の生徒たちに掴んでいた生徒を投げた。
モブキャラだからと言ってぞんざいに扱い過ぎではなかろうか、かわいそうである。
白「あ〜あ、逃げちゃった、残念残念。
さてと、後ろの5人、やる?」
上級生は顔を青くし一目散に逃げ出した。
白「つまんないなぁ、さ〜て行こっと。」
「待って????!」
白夜の後ろから声が聞こえる、白夜が振り向くとそこには女の子のように髪が長い男子が立っていた。
ハ「ぼく、花塚 ハル(はなづか はる)、助けてくれてありがとう、君は???????」
白「はれーは破零 白夜だよ、あと助けるつもりはなかった。
ただ単に興味本位だよ。」
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