第十九夜「廻り道」
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りないよ…。」
彼女は、そう呟くように言った遼に抱きついて言った。
「私たちも、ちょっと廻り道しちゃったね…。」
春も半ばの心地良い陽気である。
山藤の淡い紫の花房が風に揺られ、美しい幻影風景を創りだしていた。
まるでこの二人を歓迎するかのように…。
まるで…微笑んでいるかのように…。
end...
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