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星の爆弾が降る夏
2

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会話はその言葉を最後に終了し、俺は急いで準備をすることになった。あせっていて足の小指を角にぶつけたので、俺はタンスを呪った。


「遅い。2分遅刻」
「愛花...ご...ごめん」
あの後更にハプニングが重なり、飲んでいた麦茶は溢すわ、靴が片方ずつ違うわで、時間を少し過ぎてしまった。だが、2分で間に合う自分を褒めても良いと思う。しかし、愛花がそうするはずもなく、彼女は自転車に股がり走る準備をし始める。
「ま、良いよ。時間は戻らないんだし。早くしてよ、川までちょっとかかるんだから」
「少し...休ませて...」
「知らない。早く行くよ」
「お...鬼...」
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