暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
空白の7年
[6/6]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
い方をする。何ができるんだ?

「シリル〜!!」

俺たちが話しているとギルドの出入り口から声が聞こえる。その主はもちろんウェンディ。

「おはよう、ウェンディ」
「おはよー!!ねぇ、シリル!!実はシリルにプレゼントがあるんだ!!」
「プレゼント?」

ウェンディは手を後ろ手に組んでいると思ったら、プレゼントを隠しているのか。一体何なんだ?すごく楽しみ!!

「はい!!気に入ってくれるといいんだけど・・・」

ウェンディがそう言って俺に手渡してくれたのは、赤いヘアバンド。

「シリル頭に傷ついちゃったから、隠すのにもいいかな?と思って・・・」

今は頭に包帯を巻いてるから傷は目立たないけど、確かに包帯をほどいたら気になっちゃうなぁ・・・もしかしてレビィさんと天狼島で話してたのってこれのことだったのかな?

「ありがとうウェンディ!!」
「ウェンディ、昨日部屋で頑張ってレビィと作ってたのよ」
「「シリルに今日渡すんだ〜」って遅くまで作ってたんだよ〜!!」
「シャルル!!セシリー!!」

え?これってウェンディの手作りなの?彼女からの手作りのプレゼントかぁ・・・超嬉しいじゃんかよぉ!!

「シリルからもらったヘアゴムと同じ色にしたんだ。私とお揃いにしたくて・・・」

シリルは顔を赤くしながらそう言う。

「ありがとうウェンディ!!絶対大切にするから!!」
「し・・・シリル/////」

俺はウェンディに抱きつきながらそう言う。ウェンディからのプレゼントだもん!!絶対大切にするぜ!!
家賃のことは残念だったけど、ウェンディからプレゼントもらえたのは嬉しかった!!
嫌なことのあとにいいこともあるもんだなぁ、と俺は思いながらそのヘアバンドを頭につける。

「似合う?」
「うん!!すごく似合ってるよ!!」

ウェンディに笑顔で誉めてくれるので、俺も笑顔でそれに答える。その日俺は、そのヘアバンドを皆さんに見せびらかしながら大騒ぎしてた。ウェンディは恥ずかしそうだったけど、嬉しかったんだもん!仕方ないよね!!結局、その日も俺が大騒ぎしてたせいで、ギルドの皆さんも徐々に賑わっていき、いつも通りの宴会になったのは言うまでもなかった。


















[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ